ER-C57WR(ELPA,朝日電器)のレビュー②(エアバンドや灯台放送など)

この記事は約7分で読めます。
スポンサーリンク

当サイトには広告が含まれています。

ER-C57WR

ER-C57WR(ELPA,朝日電器)のレビュー①(エアバンドや灯台放送など)の続き。

ELPA(エルパ,朝日電器)のワールドラジオ(ER-C57WR)

液晶に、1~9本の信号強度表示がある。

局の登録は、各バンド毎に100チャンネル、5バンドなので全500チャンネル。

各バンドに100も要らないので、数は充分(長波は明らかに不要)。

登録した局を呼び出すには、バンドボタンを何度か押してバンドを選択。

PAGEボタンを押してから0-9を押してページを選択。

次に0~9を押してチャンネルを選択。

・ページ:0~9=10ページ
・チャンネル:0~9=10チャンネル

これで、10×10=100チャンネルね。

購入時点では、カラ/空欄/NULLではなく、全てのチャンネルにランダムな周波数が登録されている。

見覚えのない周波数が登録されているので、精神的によくない。

チャンネルへの登録は削除できず、何かで上書きする必要がある。

先にバンドを選択する必要があるので、1ページ内に異なるバンドの局を登録することはできない。

あるバンドでNページ目を選択した状態でバンドを他に移ると、そのバンドでもNページ目が選択されている。

エアバンドで2ページ目を選択した状態でAMに移ると、AMも2ページ目となっている。

全バンドで2ページ目への登録があればよいが、1ページのみのバンドがあれば、意味のない2ページ目が選択され不便。

通常使用の場合、AMやFMは1ページだけ(=10局)で充分だろう。

短波やエアバンドは、2ページ目以降を使うかもしれない。

この場合、短波やエアバンド→AMやFMに移った時に、AMやFMで2ページ目が選択されているが、そのバンドでは意味のないページなので不便。

そのバンドで前回に使っていたページが選択されればいいのだが、そのようにはなっていない。

上記の操作にはボタンを何回か押すことになるが、前回も書いたがボタンの反応がよくないので、イルァイルァさせられることがある。

登録した局を切り替えるのに、側面のチューニングダイヤルは使用できない。

反応しないので長く押してしまうと、そのボタンにその時点の周波数が登録されてしまうので、よりイルァイルァとなる。

操作をすると液晶に光が点くが、ボタンは光らない。

ボタンの表面には突起などの工夫はないので、手探りで操作できるよう、配置を覚えておく必要がある。

ボタンの形状はほとんどが同じだが、覚えるべきものは、電源とバンド、テンキーだろう。

電源は右上なので容易、バンドも下部角なので何とかなる。

テンキーは3×3+1の配置なので何とかなる。

0からではなく1から開始なので注意。

なお、電源ONの状態からでも、ボタン(電源ボタン以外のボタンも可)を押すことで光るので、時計を確認することができる。

エアバンド時にはスケルチ(Squelch)が設定できるが、設定にはスケルチボタンを長押しする。

これが短押しになってしまうと、STEP(周波数の単位上昇、エアバンドの場合は1MHz上昇)なのでイルァイルァさせられる。

帯域幅の設定(広/狭)ができるが、私の環境では広くするとキンキン音となるだけなので、使うことはない。

バンドボタンを長押しするとATS(オートスキャン登録)となり、受信した局をページ0~9、チャンネル0~9の順に自動登録する。

これは、出張などで出先のラジオ局が不明な場合に使うものだろう。

ATSを行うと、その位置に上述の手動登録があれば、上書きされてしまうので注意。

手動登録を上書きされない後ろのページに登録しておく必要がある。

但し、テンキーの配置で0は最下部なので、0ページは手動登録に使用しないようにし、1ページ以降にすれば、ATSで発見、登録される局が10局以内であれば、0ページ中に収まるので、手動登録は影響を受けない。

常時交信がないエアバンドでは、ATSは不可。

液晶の濃度設定はできない。

本体正面から見ると若干薄い感があり、上から見ると濃い。

側面のチューニングダイヤルで周波数を上下させることができるが、回転速度でFast/Slowは切り替わらない。

Fast/Slowを切り替えるには、チューニングダイヤルを押し込むことで可能(Fast→Slow→Stop)。

ボリューム(音量)は最小にすると音は出ず、徐々に大きくすると徐々に出るので、就寝時にも向くかと思われる。

徐々に回しても、いきなり音量が大きくなるラジオもあるからね。

ロックするには、ロックボタンを短押し、解除は長押し。

但し、ボリューム(音量)はロックできないので注意。

電源ボタンを押してからスグに電源ボタンを押すことで、スリープタイマーが設定できる(120分→90分→60分→45分→30分→15分)。

任意の時間にONになるアラームも設定可能だが、音量はその時点での音量になるので、小さな音で聴いていた場合、目覚ましにはならない。

裏面のスタンドを立てることで、起こした状態で設置可能。

スタンドには、受信可能な周波数が記されている。

表面塗装は銀色で、高級感はないが極度なヤスモノ感もない。

ハダカで持ち歩くと傷が付くので、100円ショップなどで適したケースを入手するといいだろう。

兄弟機であるER-C56Fの方がカッコイイような気はするが…

B00Z9LE0D8_ER-C56F

ER-C57WRは、AM/FMだけでなく、長波や短波もOKで、さらにエアバンドも受信可能。

デジタルチューニング(PLLデジタル同調)で受信中の周波数がハッキリ分かるので、アナログラジオしか持っていない人は、1台あると便利だろう。

関連:ER-C57WR(ELPA,朝日電器)のレビュー①(エアバンドや灯台放送など)

関連:ER-C57WR(ELPA,朝日電器)のレビュー②(エアバンドや灯台放送など)

関連:ER-C57WR(ELPA,朝日電器)のレビュー③(エアバンドや灯台放送など)

関連:ER-C57WR(ELPA,朝日電器)のレビュー④(エアバンドや灯台放送など)

関連:C.CraneのCC SKYWAVE(SKWV) – ER-C57WRの類似機

関連:ワンセグチューナー(DS-DT305)を入手 – SDR(ソフトウェアラジオ) – RTL2832U

関連:ダイソーのニッケル水素充電池 ReVOLTES(レボルテス,リボルテス) [100円ショップ,単3,単4]

関連:ラジオのフェライトバーアンテナの長さ(ICR-S39,ICF-P21,SRF-M806)

関連:PanasonicとSONYの低価格ラジオ比較 [R-P140-S,R-P40-S,RF-P50A-S,RF-P150A-S,R-P130-S,ICF-P26,ICF-P36]

関連:PJ-30/PJ-35(ラジオサーバー)の予約設定ツールの注意点

関連:ER-20T-NとER-C54T,ER-21T-NとER-C55Tの新旧比較(ELPA,エルパ,朝日電器)

関連:PJ-30/PJ-35(ラジオサーバー)が新ファームウェアによりFM補完放送(ワイドFM)に対応!

関連:在京のAMラジオ3局(TBS,文化,ニッポン)が、FM補完放送(ワイドFM)を2015年12月7日(月)13時から開始!

関連:[超電池寿命] 東芝AM/FMラジオ TY-HR1 のレビュー [AM約400時間]

関連:ICR-S71 – ソニーの野外作業用防滴仕様ラジオのレビュー(生産完了,生産終了)

関連:(レビュー) 高級ラジオ ICF-801(SONY) の電池交換 [約70時間(マンガン) 約180時間(アルカリ)]

関連:ICF-38(ソニーのFM/AMラジオ,米国仕様)のレビュー

ELPA AM/FM高感度ラジオ ER-C56F
ELPA
売り上げランキング: 81,982
タイトルとURLをコピーしました