ラジオサーバー(ラジオ録音＋ボイスレコーダー)であるPJ-30の新しいファームウェアが出ていて、FM補完放送(ワイドFM)に対応したようだね。
なお、兄弟機のPJ-35でも同様に提供されている。
FM補完放送(ワイドFM)とは、AMと同内容を、FMで放送するもの。
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90MHz以上の周波数で放送される。
FM補完放送を行う局は限られており、全局ではないが。
90MHz以上の周波数で放送されるというコトは、90MHz以上の周波数が受信できるFMラジオが必要なワケだが、世の中に出回っているFMラジオの上限は、90MHz以下でことも多い。
当然その場合、FM補完放送は受信できない。
90MHz以下しか受信できないラジオを廃し、型番を少し変えて90MHz以上を受信できるようにしたものもある。
TOSHIBA TY-HR1
FM：76～90MHz＝FM補完放送非対応
TOSHIBA TY-HR2
FM：76～108MHz＝FM補完放送対応
PJ-30は、ファームウェアのアップデートで90MHz以上に対応してきた。
以下の写真は、ファームウェアのアップデート前、FMの上限が90MHzであることが分かる。
以下の写真は、ファームウェアのアップデート後、FMの上限が95MHzまで拡大したことが分かる。
ファームウェアのアップデートは無料で提供されている。
USBケーブル(マイクロではなくミニ)でパソコンと接続し、ダウンロードしたファームウェアのアップデートを実行する。
関連：PJ-35 / PJ-30 ファームウェアアップデートについて(Windows)
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PJ-30には音声ガイダンスがあるが、別で提供されている模様。
関連：PJ-35 / PJ-30 ガイダンスアップデートについて(Windows)
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こんなモン、95MHz拡大アップデートに含めておくべきだろう？
別々だから、ファームウェアのアップデートも別々に実行せねばナラン！
PJ-30では録音予約の管理をPCですることもできるが、このツールも合わせて更新されている。
関連：ラジオサーバーポケット PJ-35 / PJ-30 用 予約設定ツール(Windows)
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で、このファームウェアの公開、2015年9月3日だったのね…全く知らなかった。
別機でFM補完放送(ワイドFM)に対応させたのは大いに評価できる。
PJ-35は生産終了との情報も。
類似品は、ソニーやパナソニックからも発売されている。
ソニー：ICZ-R100
パナソニック：RR-RS150-W、RR-RS150-K
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