2017年のFMラジオ放送全面停止(ノルウェー)と、FM補完放送(日本)

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ノルウェー文化省が、2017年にFMラジオ放送を全面停止すると発表。

FMラジオ放送全面停止(ノルウェー)

関連:ノルウェー文化省が、2017年にFMラジオ放送を全面停止すると発表

じゃあ、ネット経由でスマホなどで聞け、というコトではない。

現在5局あるFMラジオは全てデジタル・オーディオ放送(DAB)に切り替える。
2017年1月11日から地方ごとに順次実施し12月13日に完了させる。

ネットがなくてもOKなのね。

DABに移行すると、経費が大きく浮くらしい。

DABは、FMに比べ運営費が約8分の1と安く、全面移行すれば、年2億ノルウェークローネ(約30億円)の節約となり、浮いた経費を新たな技術革新などに回せるとしている。

デジタル化されれば、当然既存のラジオは使えなくなるが、

デンマークの調査会社TNSギャラップによると、ノルウェーのラジオ・リスナーの56%が毎日、DABを聴いているという。
また、全世帯の55%が最低1台のDAB対応ラジオを所有しているほか、自家用車の2割がDAB対応カーラジオを備えているとの調査結果もあり、ノルウェー政府は完全移行は可能と判断した。

とのこと。

日本ではデジタル化の動きは大きくないが、AMの受信環境が悪化しているためか、FM補完放送の動きがあるね。

関連:TBS,文化放送,ニッポン放送がFM補完中継局の予備免許を取得、受信可能なラジオの機種は?

関連:[FM補完放送対応] ソニーからラジオの新モデル3機種 [ICF-S80,ICF-C1,ZS-S40]

FM補完放送対応といっても特殊なモノではなく、従来は90MHzあたりまでの受信だったのを、108MHzあたりまで広げただけ。

よって、元々108MHzあたりまで受信できるFMラジオなら、買い換える必要はない。

米国仕様のICF-38などだと、元々FMが上にズレているので受信可能。

ICF-38

関連:ICF-38(ソニーのFM/AMラジオ,米国仕様)を、米国にて手に入れたのでレビューする。

だが、下限も上にズレているので、日本では受信できない局があるがwwwww

ラジオが受信可能なICレコーダー系にも、FM補完放送対応モデルが登場してきた。

関連:ICD-UX533FA (ソニー)

90.0MHzまでしか受信できない、既存のICD-UX533Fの、マイナーバージョンアップである。

これで、FM補完放送対応のシール貼って、「FM補完放送対応!ドヤァッッ!!!!」みたいな感じで売る。

単4電池1本で動くのだが、ニッケル水素充電池使用でFM録音7-8時間は短火杉流でしょwwwww

まぁ、AMラジオも受信できないし、売れないだろうケドwwwww

私の愛用中のPJ-30は、AM、FM、TVの受信及び録音ができるが、FM補完放送には非対応。

PJ-30(オリンパス)

・FMラジオ:76.0MHz~90.0MHz
・AMラジオ:531kHz~1,710kHz
・ワンセグTV(音声):UHF13~62ch

FM補完放送はイランし、AMラジオの録音が大目的なので、AMが受信できないのは除外なのだ。

関連:PJ-30(オリンパスのワンセグ音声対応ラジオレコーダー)を入手(レビュー)

関連:オリンパスのポータブル型ラジオ録音機 PJ-30 を使用中 (メモリー管理と音質設定)

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