USB3HDCAP(CY3014USB,STARTECH.COM)の入手とレビュー – VGA/DVIを含む多彩な入力/録画/配信が可能!

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以前、640×480(VGA)のHDMI入力を受け付けるビデオキャプチャー機器について書いた。

関連:640×480(VGA)の解像度のHDMI入力を受け付けるビデオキャプチャー製品

そんなワケの分からない低解像度のHDMIてアフォティアウカwwwwwてなハナシだが、D-Sub15ピンをアヤシゲな機器でHDMI変換(向きに注意)すると、ソンな解像度のHDMI入力となるワケ。

QTuo VGA → HDMI出力1080P HD+オーディオTV AV HDTV ビデオケーブル変換アダプタ テレビ Laptopパソコンのモニタなど用

アヤシゲな機器は様々あるので、実際には、VGAで640×480をイレたらHDMIでドーナルかは、各々確認センとナランだろうけど。

ダグァ、そんなアヤシゲなコトせンでも、D-Sub15ピンをソノムァムァ入力できる機器を発見シタので、購入してみた。

STARTECH.COMのUSB3HDCAPである。

USB3HDCAP

スターテック.com USB3.0接続HDMI/DVI対応ビデオキャプチャー USB3HDCAP

内容物は、本体、USB3.0ケーブル、説明書、CD-ROM、DVI/D-Sub15ピン変換コネクタ、入力ケーブル×2本。

内容物_USB3HDCAP

光学ドライブがなく、CD-ROMをヨメヘン!(嫁変)という場合でも、ダウンロード(画面右)で問題ない。

ダウンロード_USB3HDCAP

STARTECH.COMはカナダの会社?であり、ビデオキャプチャー系ではAverMediaがハヴァを利かせている日本では、アマゾンのレビューも少ないが、米国アマゾンでは多くのレビューがある。

斜め上方_USB3HDCAP

入力は多彩で、HDMI、DVI、VGA、コンポーネント、コンポジット(RCA黄色)、S端子となっている。

HDMIとDVIは、本体にそのまま挿せる。

前面_USB3HDCAP

D-Sub15ピンは上述のように、付属のDVI/D-Sub15ピン変換コネクタを使用。

D-Sub15ピン_USB3HDCAP

コンポジット(RCA黄色)とS端子、音声は、付属のケーブルを使用する。

付属のケーブル壱_USB3HDCAP

コンポーネントと音声は、もう片方の付属ケーブルを使用する。

付属のケーブル弐_USB3HDCAP

HDMI以外は音声情報を持たないので、DVIやD-Sub15ピンの際の音声入力にも、付属ケーブルを使用する(どちらでもOK?)。

これらのケーブルは特殊なモノだろうから、なくさないように注意ね。

後方には、USB3.0端子があるので、付属のケーブルでパソコンと接続する。

USB3.0端子_USB3HDCAP

USB2.0では動かないので注意であり、USB3.0であっても、ASmediaやEtronのUSB3.0ホストコントローラだとダメらしい。

Intelのチップ採用のマザーボードでかつ、ネイティブで対応しているホストコントローラだとOKだね。

USB3.0登場間もなくの頃のマザーだと、チップ増設で足されたUSB3.0があるが、その場合は注意だ。

2017年時点のキャプチャ関連では、HDMIは普通で、コンポーネント、コンポジット(RCA黄色)、S端子あたりも一部機器では対応しているが、DVIやVGAが可能なのはほとんど見られない。

USB3HDCAPは若干価格が高いが、ソノアタリの入力にも対応しているのが、他にはない特長である。

付属のUSB3.0ケーブルで、パソコンのUSB3.0ポートにUSB3HDCAPを接続したら、ドライバーを入れる。

CD-ROMを使うか、上述のようにダウンロードできるドライバーを入れる。

このデバイスソフトウェアをインストールしますか_USB3HDCAP

ダウンロードしたドライバーを入れたところ、バージョンは1.1.0.170(2017/01/03)であった。

ドライバー_USB3HDCAP

さて、入力はOKとして、キャプチャ(録画)はどうか。

USB3HDCAPはソフトウェアエンコードのシナモノなので、CPUのパワーとUSB3.0が必要であるが、1080p/60fpsでキャプチャできる。

他社のビデオキャプチャー製品では、1080pだと30fpsまでのシナモノがある(AVT-C875など)が、USB3HDCAPは60fpsで録れる。

動きの速いレースゲームや格闘ゲームなどで、大きな差が出てくるだろうというか、イムァや60fpsは必須?

どうせ残すなら、イー画質で残したいからね。

で、D-Sub15ピン(アナログ)の入力に関して、公式サイトでは対応入力解像度が明確ではないが、640×480(VGA)を受けるコトを私がリアルにガティで確認した。

セガのゲーム機であるドリームキャストDC-VGAデミロを接続すると、対応ゲームに限られるが、VGA接続できる。

DC-VGAデミロ

関連:ドリームキャストのVGA録画 – DC-VGAデミロ,USB3HDCAP

この際の出力は640×480/60pであるが、コレを取り込めることを確認した。

録画ソフトは、OBS(Open Broadcaster Software)を使用。

USB3HDCAPは、入力信号を720×480/60pと認識しているようではあるが。

720x480_60p_USB3HDCAP

アナログなので、画面がズレて表示されるが、OBSで上下左右をクロップすれば問題ない。

クロップ_USB3HDCAP

最初は映像が出ないが、プロパティ>映像を構成をクリックすると、以下のような設定画面が出るので、出力がHDMIになっているのを、VGAに変更する。

HDMIをVGAに変更

それでも出ない場合は、無効化/有効化を繰り返す、映像を入れたままUSBケーブルを抜き差しすると出るようになるだろう。

このあたりの不安定さは、他のキャプチャデバイス(Video DVR)でも発生するので、機器ではなくOBSの問題(相性)だろう。

当然、純正のVGAボックスでもOKかと思われる。

音声は付属のケーブルではなく、パソコンに直接入力して録った。

付属のケーブルでも入るのだろうが、OBS上での設定がイマイチ不明で面倒なのでwwwww

アマレコTV4 Liveの場合は、付属のケーブル使用でも、カンタン設定で音が出せた。

アマレコTV4 Live

また、USB3HDCAPはM$のDirectShowに対応し、RAW動画キャプチャが可能なので、OBS(Open Broadcaster Software)でそのまま使えるコトも、私がリアルにガティで確認した。

USB3HDCAP_OBS

録画ソフトでは、USB3HDCAPは「CY3014USB」として認識される。

付属CD-ROMには、StreamCatcherという録画ソフトが入っているが、OBSを使うなら、必要なのはドライバだけであり、ソフトは不要である。

StreamCatcher

OBSは生配信だけでなく、録画だけでもデキるカラね。

その際のエンコードにはQSV(Quick Sync Video)が指定できるので、QSVがデキるIntel製のCPUであれば、低負荷でエンコード可能。

関連:CPUとIntel HD Graphics,DirectX,QSV(Quick Sync Video)の関係

DVIやVGA入力がOKなので、他のパソコンの画面入力も可能だろう。

OSが立ち上がってないので普通は録画できないBIOS画面なども、USB3HDCAPで録れるのか?

古くて処理能力のないパソコンであり、直接の録画や配信が困難な場合でも、USB3HDCAPを使うコトで、その表示内容の録画/配信が可能?

パソコンの入力に関しては、解像度だけでなくリフレッシュレートなどの要因もあるので、全てを確認することは不可能だ。

加えて、USB3HDCAPはコンポーネント入力にも対応しているので、コンポーネントAVケーブルを使えば、PS2の高画質録画も可能。

PS2/PS3用 コンポーネントAVケーブル ( プレイステーション2/3で使用可能 )

といっても、PS2は720×480がMAXなので絵はソレナリだろうが、コンポジット(RCA黄色)やS端子よりはヨクなるだろう。

任天堂のWiiにもコンポーネントケーブルがあるね。

最近見ないD端子は、接線だけでコンポーネントに変換できるので、D端子(メス)→コンポーネント(オス)変換ケーブルを使えば入力可能?

D端子(メス接続)→コンポーネント(オス接続) 変換ケーブル 0.3m

なお、D端子はデジタルではなくアナログであり、日本独自の規格ね。

コンポジット(RCA黄色)やS端子といった、より下位の入力にも対応しているので、古いゲーム機やビデオデッキを接続してのテープ→デジタル化もOK。

付属のケーブル壱_USB3HDCAP

1080p/60fpsでキャプチャが可能なので、HDMI端子を使えば、PS4などの最新のゲーム機も高画質で記録/配信可能(HDCPを無効にして)。

ソフトウェアエンコードなので、データさえパソコンに入力してしまえば、その後の画質などは、ソフト側でドー(DAW)でもできる。

<現在(2017年3月)のシステム:2016年組上>

CPU:Core i7-6700(Skylake) 定格使用
M/B:H170M Pro4(ASRock)
MEM:TS2133HLH-16GK(Transcend) 8GB×2枚

とユーコトで、イロンなモノをUSB3HDCAPにイレてみて、試してみるツモリ。

なお、ワシが持ってる凶箱(XBOX360)は、HDMI端子のない初期型であるが、VGAケーブルを使うコトで録画可能であった。

アナログにはなるが、HDMIと同等のFHD(1920×1080)で出せる!

XBOX360_USB3HDCAP

そのようにして録画した結果が、以下である。



ローカルではもっとキレイなのだが、YouTubeに上げた時点で、やはり劣化する模様。

これは、現時点でのYouTubeの仕様なので仕方がヌァイ。

OBSでは、CPU負荷が画面右下で確認できるが、QSV録画(FHD,60p)でのCPU負荷は7%前後と、非常に低かった(PC構成は上述)。

なお、HDMIのパススルーがないので遅延が気になるが、私の環境では上記レースゲーム(リッジレーサー6)をしても気にならないレベルであった。

遅延はハードウェアエンコード機(AVT-C875など)で顕著であり、本機はソフトウェアエンコードなので遅延が少ないのだろう。

OBSでは録画中でも全画面表示にできる(右クリック→全画面プロジェクター)ので、FHDのモニターなら、その全域を使いながら、同時に録画も可能である。

4Kが主流になるのはムァドァムァドァ先だし、ワシも4Kモニター持ってナイから、1080p/60fpsでキャプチャが可能なUSB3HDCAPをコートけば、長く使えるデショ。

関連:Core i7-2600K(SandyBridge)からCore i7-6700(Skylake)へ移行シチャウ件 H170M Pro4(ASRock) TS2133HLH-16GK(Transcend)

関連:Core i7-2600K(SandyBridge)からSkylakeへの移行検討 Core i7-6700K,Core i7-6700,Core i5-6500,Core i3-6300,Pentium G4500

関連:H170M Pro4(AsRock)とCore i7-6700(Skylake)→Core i7-7700(Kaby Lake)

関連:ドリームキャストのVGA(640×480)を高画質で録画する方法

関連:家庭用ゲーム機の解像度(ファミコン,スーパーファミコン,NEO-GEO,3DO,セガサターン,ドリームキャスト,PlayStation,PlayStation2,PlayStation3,XBOX,XBOX360,PSP,Vita)

関連:Dreamcast(ドリームキャスト)のS端子とコンポジットの起動画面の画質比較 [GV-VCBOX,GV-SDREC]

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