モバイルルーターであるPWR-100F(NTT)とBF-01B(バッファロー)は、ハード的には同じものである。
PWR-100F(NTT)とBF-01B(バッファロー)
DWR-PG(バッファロー)というのもあるようだが…
BF-01B(バッファロー)はドコモSIM専用であるが、PWR-100F(NTT)はSIMフリーである。
BF-01B(バッファロー)のファームウェアを書き換えて、PWR-100F(NTT)にすることができる。
OCNモバイルONEのSIMを入れて通信可能なことを確認した。
「3g-d-2.ocn.ne.jp」はOCNモバイルONEの3G時のAPN
関連:動作確認済みデータ端末一覧 (OCNモバイルONE)
LTEには非対応であり3Gにしか対応していないが、速度を求めないなら、まだ十分に使用可能だ。
4時間程度しかバッテリーが持たないものもある中、PWR-100F(NTT)やBF-01B(バッファロー)は6時間持つ。
充電は、ミニUSB端子で行う(マイクロUSBではないので注意)。
充電時間は、約240分。
モバイルバッテリーで給電しながら使用することも可能だ。
本体にはディスプレイの類はなく、状態はランプの色で確認する。
・点灯(青):電池残量が50%以上
・点灯(緑):電池残量が50~25%
・点灯(赤):電池残量が25~10%
・点滅(赤):電池残量が10%未満
これではかなり大雑把な確認しかできないが、ブラウザで接続すると、%単位で知ることができる。
詳細設定はログインが必要だが、状態確認程度ではログインは不要。
また、スマホで確認できる大きさの画面構成なのが、親切だ。
スマホのような縦画面になっている
以前書いたHW-01Cの上位機種になるので、機能的にも優れており、自宅のWi-Fiの範囲内にはいると、3GからWi-Fiに自動的に接続を切り替える機能もある。
関連:HW-01C(NTTドコモ)をSIMフリー化(SIMロック解除)する
バッテリーは「BF01」という3.7V、1880mAhのものが使用されているが、これは三洋電機のNVP-D7やDB-L50と互換性がある。
電圧と容量も同じ。
三洋のモノは、カーナビやビデオカメラなどに使用されているようだね。
BF01にNVP-D7やDB-L50のような互換性があるといっても、もう入手は困難なようなので、今入手するなら、安価な互換品となろう。
三洋電機 DB-L50 DB-L50AU NVP-D 互換バッテリー(2個セット)
専用電池ではあるが、他機種でも採用されていると、このように互換電池が手に入りやすくなる。
コニカミノルタのカメラで使用された、NP-400のように。
関連:NP-400(コニカミノルタのデジカメ用充電池)の入手性と代用品及び互換品
このバッテリーは、ペンタックスでもシグマでも同じものが使用された。
そのため、コニカミノルタがカメラ事業から撤退した後も、互換品が手に入るのだ。
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