2017年9月下旬、IODATA(アイ・オー・データ機器)から、HDMIキャプチャー機器が出たね。
I-O DATA PC用HDMIキャプチャー/USB 3.0接続/ゲーム実況/フルHD録画/編集ソフト付き/GV-USB3/HD
形状は、アナログ時代のキャプチャー機器と似ているが、IODATAの「伝統」なのかはシラン(SILANE)。
ざっと仕様を見たけど、至って普通。
・ソフトウェアエンコード型
・USB3.0必須
・HDMIパススルー端子搭載
ソフトウェアエンコード型なので、ある程度のCPU性能(Core i3 3.4GHz以上)が必要。
USB3.0必須だが、今のPCなら問題ないだろう。
HDMIパススルー端子があるので、遅延問題はない。
GPUエンコード必須とあるが、説明書によると、添付ソフト(HD Mix Capture)のGPU設定の初期値は「使用しない」になってる。
というコトは、必須ではない?
まぁ、GPUエンコードを使うとCPU負荷がゴツ下がるので、使えるなら使った方がいいけど。
GPUエンコードは、IntelのCPUならQSV(Quick Sync Video)であり、Intel HD Graphics搭載の一部のCPUが対応している。
関連:CPUとIntel HD Graphics,DirectX,QSV(Quick Sync Video)の関係
画質選択は「最高画質,高画質,標準画質」の三段階から選択する形式。
ビットレートは以下の通り。
<1920×1080 60p>
・最高画質:30Mbps
・高画質:24Mbps
・標準画質:18Mbps
<720×480 60p>
・最高画質:8Mbps
・高画質:6Mbps
・標準画質:4Mbps
録画目的はTwitchやYouTubeにアップロードすることだろうから、これだけあれば十分だし、どれを選ぼうがアップロードすると画質は下がってしまうので、神経質になっても仕方がない。
パソコンにWebカメラ(UVC対応品)とマイクをつなぐことで、顔出し動画を録画できる。
イマドキのノートパソコンのように、カメラとマイクが内蔵されていれば、それを使うことも可能。
最初から環境が揃っているのでラクだ。
細かくやりたいなら、OBSやXSplit Broadcasterを使えばよい(IODATAによる動作確認済)。
OBSは無料だし、録画だけでなく配信も可能。
入力はHDMIだけなので、古いゲーム機には対応しないが、PS4やSwitch、Xbox One/Sなどの現行のゲーム機なら問題ない。
# ゲーム機のHDMIの出力解像度が1080pか720pで、HDCPが無効か、PS4のようにHDCPを無効にできる機種が対応、HDCPを無効にできないPS3は対象外。
配信をせず、録画だけなら、GV-HDRECもいいかもしれない。
GV-HDRECだと、パソコンは不要で録画できる。
プレイ時に録画をしておいて、アップロードはそのデータをパソコンに取り込んで、後で行う形。
パソコン持ってるなら使えばいいのでは?と思われるが、ゲームをするだけなのに、いちいちパソコンを起動したくないこともあるのだ。
また、コンポジット入力が可能なので、3DOやセガサターンなどの旧ゲームも録画できる。
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