DVD-RAMの物理フォーマット(2025年9月)

この記事は約6分で読めます。
スポンサーリンク

当サイトには広告が含まれています。

(2025年9月)

以下記事の後も、継続してDVD-RAMに付いて追っている、ナウなヤングである。

DVD-RAM_Logo

関連:DVD-RAMの物理フォーマットと代替領域、経年劣化

DVD-RAMの物理フォーマットに失敗するが、別のドライブでは物理フォーマットに成功する場合がある。

Operation Successfully Comleted

だが、そのDVD-RAMに、(物理フォーマットしたのとは別のドライブで)データを書き込むと、以下のようにリトライ多発で、書き込めるモノノ、危険杉流ディスクとなる。

ImgBurn

4.14GBのデータ、書き込み94%の時点で、書き込みリトライ数(Write Retries)が、何と770回以上!

ログにもリトライがヅラ々(おヅラ惨、2024年12月bots)と出てくる!

ImgBurn

W Failed to Write Sectors 275264 – 275295 – Reason: No Defect Spare Location Available
W Retrying (1 of 20)…
I Writing Sectors…
W Failed to Write Sectors 279552 – 279583 – Reason: No Defect Spare Location Available
W Retrying (1 of 20)…

こんな状態でも書き込みは完了したが、リトライ回数は829回にも上った。

で、その後のコンペア(比較)で、Miscompares(コンペア失敗)が発生。

ImgBurn

しかも大量に!

ImgBurn

あまり/甘利にもコンペア失敗が多すぎて、以下のようにロギングが停止(halted)されてしまった。

ImgBurn

W Arrrrgggh! Too Many ‘Miscompare’ Messages!
W ‘Miscompare’ logging has been halted for now.

最終/柴舟的なコンペア失敗は、貳萬(2万)超ゑwwwww

リトライが多発したものの、書き込みは完遂したハヅなのだが、その直後のコンペアで失敗多発とは、全く以て意味不明!

# リードエラーはゼロなのに注目。

書き込んだデータは動画ファイルなのだが、再生するとブロックノイズが多発し、再生ソフト(VLC)がフリーヅして終了。

「リードエラーはゼロ」なので、このディスクをさらに別のドライブ(マネシタ製)に入れてスキャンすると、何ら問題ナシ。

VSO Inspector

ファイル テスト完了
平均読み込み速度: 1.95x
最大読み込み速度: 2.50x
最低読み込み速度: 0.58x
良好: 11, 問題: 0, エラー: 0
11 ファイルをスキャンしました
ファイル テスト開始
クラスタ スキャン完了
平均読み込み速度: 1.97x
最大読み込み速度: 2.50x
最低読み込み速度: 0.10x
良好: 100.00%, 問題: 0.00%, エラー: 0.00%
DVD のスキャン中 (セクタ 0 – 2295071 )
合計セクタ数: 2295071
クラスタ スキャン開始
レイヤー: 1
容量: 4.38 GB (2295072 セクタ)
メディア ID: N/A
ボリューム ラベル:
メディアの種類: DVD

で、このマネシタ製ドライブで再生すると、同様にブロックノイズが多発し、再生ソフト(VLC)がフリーヅして終了。

結局、このディスクはマトモに使えないシロモノとゆぅコトになる。

リトライはDVD-RAMの標準機能だが、コンペアは書き込みソフトによる任意の機能であり、一般人はコンペアなどしないだろうから、多くの場合、書き込めたと思わせて滅亡である(笑)。

ヤヴァ杉流ヤロ?セヤロ?

ログにあるように、このディスクは予備領域(Defect Spare Location)を使い尽くしているので、使用できる容量が減るのは当然のコト、

仮にコンペアに成功したとしても、これだけ不良領域があると、今は正常であっても、スグに不良領域が増えるのは確実であり、読み取りエラーが頻発するだろう。

エラー訂正の限度を超えており訂正不可、結果、多くのデータを失うコトに/琴似なる。

物理フォーマット時

怖いのは、このエラーが、物理フォーマット時には一切表示されないこと!

ログを表示していても、何のメッセージも表示されず、普通に完遂してしまう。

物理フォーマットは難なく成功するので、「このDVD-RAMは正常ドァ!」と判断してしまうが、書き込み時点で、上述のようにリトライ頻発、「ダメぢァン!」となる。

また、書き込み時に於いても、ログを表示させる設定にしないとエラーは表示されず、分かるのは「何ンとなく、書き込みが遅ゐヌァ~」とユ~(by アッチ系のジャニー惨 87歳bots)だけで、異常/異状に気付かないのだ。

DVD-RAMへの書き込みは、Windowsのエクスプローラーでも可能なのだが、その場合はログを表示させる事スルァできないだろうから、このような危険杉流ディスクとは全く気付かずに書き込んでしまい、後日読取不可→データ消失と相成るだろう。

物理フォーマットに成功したドライブで書き込むと、リトライなく書き込めるかもしれないが、そのドライブでしか読み取れないディスクとなる可能性が高く、非常に危険である。

また、書き込むデータが既に用意されており、それをパソコンで書き込む場合は、ベリファイ(検証)による書き込みリトライが行われるが、DVDレコーダーのような「リアルタイム書き込み」の場合は、ベリファイをしている時間的余裕がないため、ベリファイは行われずに書き込まれる。

その結果、どうなるかとユ~ト/優斗、ブロックノイズ多発の、悲惨杉流ディスクの完成となる(笑)

使用ドライブ

・物理フォーマット:BUFFALO DVSM-PT58U2V-BK

・書き込みとベリファイ:BUFFALO DVSM-PLV8U2-BK/N

・VSO Inspector:Panasonic SW-5583(LF-PB271JD)

関連:DVSM-PLV8U2-BK/N(BUFFALOのDVDドライブ) 入手とレビュー

まとめ

DVD-RAMが正常かは、何かデータを書き込んでみて、そのログを表示させないと確認できない、このヴァクァ詐加減wwwww

物理フォーマットに成功しただけでは、ディスクが正常とは絶対/舌苔にゑナゐ!

交替領域と書込禁止

DVD-RAMについて追う中で、気になる記述を見付けた。

LDR-H443U2 ユーザーズマニュアル

関連:LDR-H443U2 ユーザーズマニュアル (ロジテック)

原因:メディアの汚れなどで記録予備領域(交替領域)を90%以上使用し、本製品が自動的に書込み禁止状態になっている。

対処方法:再生専用として使用するか、メディア内のデータのバックアップを取り、メディアのお手入れをして、物理フォーマットすることをお勧めします。

原因にある「本製品」というのは、USB2.0接続の外付け型ドライブである「LDR-H443U2」のコトである。

LDR-H443U2

・型式:LDR-H443U2
・発売:2003年8月
・標準価格:38,500円
・ドライブ:日立エルジーデータストレージ製

「記録予備領域(交替領域)を90%以上使用し、本製品が自動的に書込み禁止状態になっている。」

予備領域の使用状況がディスクに記録されており、ソレをドライブが読み取って、ドライブはそのディスクには書き込みをしないッてコト?

DVD-RAMは、ソフト的に書き込み禁止にすることが可能だが、「本製品が自動的に書込み禁止状態になっている」とあるので、ココでゆぅのはソレではなく、ドライブ側が書き込まないということだろう。

で、それはDVD-RAMの仕様なのか?

他のDVDドライブ(当然書き込み型)でも、同じような振舞をするのか?

関連:2020年に所有している光学ドライブ一覧と懸念

関連:[年末大検証] 記録型DVDメディアの読取試験(282枚) [DVD-R/DVD+R DL]

関連:DVD-RAMの記録面が剥離してる件!

タイトルとURLをコピーしました