(2025年2月)
Windows XPをインストールする際に、BIOS/UEFIでSATAのモードをAHCIにし、F6キーを押してAHCIのドライバーを組み込めば、AHCIモードでインストールできるが、IDEモードのままインストールしてしまうと、AHCIモードにする機会を失い、速度的に不利な状態のマ々、使い続けることになってしまう。
IDEモードは古いンで、NCQ(Native Command Queuing)やホットスワップなどの機能が使えない。
HDDの場合だけでなく、SSDの場合にも、速度的に不利な状態となる。
また、当方のように、同ぢ機でWindows 10やLinuxを動かしている場合、BIOS/UEFIで、Windows XPの時はIDE、その他の時はAHCIと、モードをイチ々切り替える必要が生じるので面倒でもある。
AHCIモードのままWindows XPを起動しようとすると、ブルースクリーンで落ちてしまう。
IDEモードでWindows XPをインストールしてしまった後/后でAHCIに変更するのはゴツ大変なんだが、有志のツールを使うコトで、ゴツ簡単に出来るコトが判明した次第である(2025年にもナッテ?)。
環境
・OS:Windows XP Professional (32bit)
・CPU:Core i7-2600K
・M/B:Z77 Extreme4 (ASRock)
・RAM:16GB = 4GB(PC3-10600/DDR3-1333)×4枚
関連:Core i7-2600K + Z77 Extreme4 から Core i7-6700 + H170M Pro4 へ移行の下準備開始
OSは、WinXPの他に、Linuxを4種類、Windows 10 Pro(64bit)を入れてあり、XP以外/遺骸は、壹ツの選択画面で選択可能。
関連:[Linux] 壹ドライブに次々とLinuxを入れタル! [マルチブート]
本機は、Windows 11の動作要件(TPM 2.0やDirectX 12)を満たさない。
メインマシンではWindows 11 Proが動いており、本機はサブマシン以下の、試験/実験用のマシンである。
Windows 10のサポートは、2025年10月14日(米国時間)に終了となるが、
関連:2025年10月14日にWindows 10のサポートが終了
その後は、本機のWindows 10は、オフライン限定とするか、消すかする必要がある。
Windows XPでしか動かないソフト/アプリが存在するので、XPを残している次第であるが、Windows 10で動くソフトはWindows 11でも動くので、Windows 11があれば、Windows 10を残しておく必要はないンかはシラン(SILANE)。
IDE/AHCIの切り替え
起動時に「DELキー」でBIOS/UEFIに入り、Advanced>Storage Configuration にある「SATA Mode Selection」で変更する。
なお、その下に3ツ下にある「ASMedia SATA3 Mode」は、標準では「AHCI Mode」になっている。
コレは追加チップ(ASMedia ASM1061)によるモノで、SATA3_A0 と SATA3_A1 ポートがソレ。
必要ないなら、その2ポートには何も接続セヅ、「Disabled」にしておくヴェキ/冪。
また、その下にある「SATA Boot ROM」は「Disabled」にしておくこと。
この「Boot(起動/鬼道)」とは、チップセット(Intel Z77)ではなくASMediaのコトで、これが「Enabled」になっていると、起動時にASMediaの割り込み画面が入り、起動がゴツ遅くナッチまう。
Windows XPは、10年以上前、2014年4月9日(日本時間)にサポートが終了しており、ネットに接続するのは、セキュリティー的に危険杉流。
なので、Windows 11など、ネットに接続しても問題のないモノで、以下の必要物を揃え、Windows XPで読めるUSBメモリーなどに入れておく。
AHCIドライバー
Z77 Extreme4の製品ページにアクセスし、
Z77 Extreme4>サポート>ダウンロード と進み、
OSで「Windows XP」を選択(64bitではない)し、下にある「SATAフロッピーイメージバージョン」をダウンロードする。
Floppy_Win7-64_Win7_Vista64_Vista_XP64_XP(v11.2.0.1006).zip
得たzipファイルを解凍し、その中の
\Floppy(v11.2.0.1006)\i386 にある「iaAHCI.inf」が、追って使う目的のファイルである。
# i386の中にあるのが32bit用、AMD64の中にあるのが64bit用。
zipファイルはカナリ古ゐモノ(2012-07-12)であり、ゐツ消されるか分からないので、消さヅに残しておくンがゑ~ンかはシラン(SILANE)。
SATAモード変更支援ツール
以下から「SATAモード変更支援ツール」をダウンロード(satamodetool03_3.zip)する。
なお、作者のサイトは既に消失しているので、得た「satamodetool03_3.zip」は消さヅに残しておくンがゑ~ンかはシラン(SILANE)。
得たzipファイルを解凍する。
使い方は、解凍した中にある「readme.html」に書ゐタ~ルから、目を通しておくコト。
SATAModeTool.exeを実行する。
「INFファイルを指定してAHCI・RAIDドライバーをインストール」をクリックする。
場所を訊かれるので、上述の「iaAHCI.inf」を選択する。
「デバイスドライバのインストールが完了しました。」となるので、閉じる。
Windowsを再起動する。
再起動後、「新しいデバイスのインストールが完了しました…(中略)…今すぐ再起動しますか?」と出るので、再度、再起動する。
BIOS/UEFIで、SATAのモードをIDEからAHCIに変更し、設定を保存し起動すると、ブルースクリーンにならヅに、Windows XPが起動/鬼道するハヅだ。
変更前後
変更前(IDEモード)の時は、IDE ATA/ATAPIコントローラの中に、複数のコントローラーがあるが、
・Intel(R) 7 Series/C216 Chipset Family 2 port Serial ATA Storage Controller – 1E08
・Intel(R) 7 Series/C216 Chipset Family 4 port Serial ATA Storage Controller – 1E00
変更後(AHCIモード)は、「SATA AHCI Controller」に統合された。
・Intel(R) 7 Series/C216 Chipset Family SATA AHCI Controller
Windows XPを入れているSSDは、2.5inch SATA SSDであるM4-CT064M4SSD2(64GB)だ。
関連:M4-CT064M4SSD2のファームウェアアップデート(0309→000F)
関連:Crucial m4 SSD シリーズ(64GB,128GB)
づゐヴン前(2011年あたり?)に買ッたモノで、SATA SSDの中でも遅ゐ方だが、Windows XPで使うには十分/充分である。
関連:[全12枚] 2.5inch SATA SSDの速度計測 [2024年6月]
なお、Windows 10(AHCI)の場合は、以下のように「標準 SATA AHCI コントローラー」とナッテル。
コノWindows 10は、2025年10月14日(米国時間)までの命(ゐノティ)だけど…
速度変化
IDEモードは、AHCIモードに比べ速度が低下すると上述したが、変化を見て見よう。
マヅは、変更前(IDEモード)の速度。
次に、変更後(AHCIモード)の速度。
Writeの変化は小さいが、Readが大きくAGAッてルのが分かる。
# 両者ともパーティションアライメント調整及びデフラグ(Trim)済。
関連:新しいSSDなのに遅い場合の対策(AHCI,IDE,パーティションアライメントなど)
関連:SDSSDXPM2-500G-J25(エキプロ)のアライメント調整とベンチマーク
ムァ~、体感/耐寒/対艦/退官では分からンだろうケレドモwwwww
CrystalDiskInfoの情報は、前後で変化はない。
↑変更前(IDEモード)
↑変更後(AHCIモード)
「対応機能」に変化がないのは、ここに表示されるのはドライブが持つ機能であって、モードは考慮されないタメだ。
なので、IDEモードであっても、NCQは表示される。
その他
AHCIに切り替え後に、BIOS/UEFIでIDEに変更しても、Windows XPは起動するし、再度AHCIに変更しても、問題なく起動する。
変更する度に「SATAモード変更支援ツール」を使う必要はない。
IDEモードに戻す必要はないが、考えられるのは、ドライブ(SSD,HDD,光学ドライブ)のファームウェアのアップデートの時くらいかはシラン(SILANE)。
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