[ASUS] Vivobook S 14X OLED レビュー [2022年9月発売]

(2024年3月)

2024年1月から、ノートPCとして、ASUS Vivobook S 14X OLEDを使ッてル。

・CPU：Intel Core i5-12500H
・RAM：16GB
・GPU：内蔵ビデオ(Intel Iris Xe Graphics)
・OS：Windows11 Home

当時の価格は、税込送料込で98,000円程度で、10%ポイント還元などを含めると、実質9万円前後。

2024年3月時点に於ゐても、ソノクラゐの値段で買ゑルッポゐ。

有機ELで120Hz対応であり、定価は税込169,800円以上するシナモノなので、ノートPCとしては中位機レヴェルなのかはシラン(SILANE)。

発売日は2022年9月29日なので、壹年数ヶ月経過し、価格は53%程度にまで下がッたとゆぅコトだ。

ASUSの公式サイトでは「在庫切れ」とナッテルが、探せば各種通販サイトで見かけるので、ネオジオミニなみに作り過ぎたンかもシラン(SILANE)。

Intel版とAMD版

S5402(Intel版)とM5402(AMD版)があり、CPUや色(ミッドナイトブラック/サンドグレイ)、Microsoft Officeの有無で型番が変わる(後述)。

Intel版のM.2 SSDは、PCI Express 4.0 x 4接続。
AMD版のM.2 SSDは、PCI Express 3.0 x 4接続。

2ツあるUSB Type-Cが、Intel版はThunderbolt 4、AMD版はUSB3.2(Gen2)。

全機種共通

・画面：有機EL 14.5型 2880×1800 120Hz グレア(光沢) 画面占有率87.4%
・OS : Windows 11 Home
・メモリ：16GB(Intel版はDDR4-3200、AMD版はDDR5-4800)
・ストレージ：M.2 SSD 512GB
・無線LAN：IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax 6GHz帯(Wi-Fi 6E)には非対応
・青歯：Bluetooth 5.1
・映像出力：HDMI 2.0(2.8K 120Hzディスプレイに対応)
・Webカメラ：92万画素(顔認証非対応)
・指紋認証：電源ボタン兼用
・バッテリー：リチウムポリマーバッテリー(3セル/70Wh)
・ボディー：ホールメタル(重ゐ…)
・重量：約1.63kg

有線LANはない。

Intel版

・Core i7-12700H(Pコア6、Eコア8＝20スレッド)：Alder Lake(第12世代)
・Core i5-12500H(Pコア4、Eコア8＝16スレッド)：Alder Lake(第12世代)

AMD版

・Ryzen 9 6900HX(8コア16スレッド)：Rembrandt
・Ryzen 7 6800H(8コア16スレッド)：Rembrandt

Intel版はスレッド数が異なるので上位機を選ぶ意味があるだろうが、AMD版は同じなので、サホド差はナゐンかはシラン(SILANE)。

Intel版の型番

6/六/陸型番がある。

S5402ZA-M9027WS：219,800円(税込)
・Core i7-12700H
・ミッドナイトブラック
・Microsoft Office Home and Business 2021
・発売日：2022年9月29日

S5402ZA-M9049WS：219,800円(税込)
・Core i7-12700H
・サンドグレイ
・Microsoft Office Home and Business 2021
・発売日：2022年9月29日

S5402ZA-M9050W：189,800円(税込)
・Core i7-12700H
・ミッドナイトブラック
・WPS Office 2 Standard Edition
・発売日：2022年9月29日

S5402ZA-M9049W：189,800円(税込)
・Core i7-12700H
・サンドグレイ
・WPS Office 2 Standard Edition
・発売日：2022年9月29日

S5402ZA-M9013W：169,800円(税込)
・Core i5-12500H
・ミッドナイトブラック
・WPS Office 2 Standard Edition
・発売日：2022年9月29日

S5402ZA-M9115W：169,800円(税込)
・Core i5-12500H
・サンドグレイ
・WPS Office 2 Standard Edition
・発売日：2022年9月29日

M$ Officeが入るのは、Core i7-12700Hの機種のみ。

AMD版の型番

4/四/肆型番がある。

M5402RA-M9062W：189,800円(税込)
・Ryzen 9 6900HX
・ミッドナイトブラック
・WPS Office 2 Standard Edition
・発売日：2022年9月29日

M5402RA-M9065W：189,800円(税込)
・Ryzen 9 6900HX
・サンドグレイ
・WPS Office 2 Standard Edition
・発売日：2022年9月29日

M5402RA-M9063W：179,800円(税込)
・Ryzen 7 6800H
・ミッドナイトブラック
・WPS Office 2 Standard Edition
・発売日：2022年9月29日

M5402RA-M9064W：179,800円(税込)
・Ryzen 7 6800H
・サンドグレイ
・WPS Office 2 Standard Edition
・発売日：2022年9月29日

Intel版とは異なり、M$ Officeが入る機種はない。

Intel版を選択

選択したのは、Core i5-12500H搭載モデル。

なンでIntel版にシたンかとゆぅコトだが、普段使ゐのミニPC(R9 6900HX)、及びゲームPC(R5 5600G)トモにAMDなので、久々にIntelを使ッてミタゐとゆぅのが選択理由。

最後のIntel機は、2015年登場のCore i7-6700であり、既に退役済。

昨今のIntel対AMDは、CPUも内蔵GPUもAMDの圧勝なンで、性能にコダワルならAMD版を選ぶヴェキ/冪だろう。

搭載SSD

使われてるSSDは「Micron_2450_MTFDKBA512TFK」とゆぅヤツ。

対応転送モードが、何故か空欄。

# 普通は「PCIe 3.0 x 4」とか「PCIe 4.0 x 4」とか書ゐてあるンだけど。

コレが、当方にとッて最初のPCIe Gen4のMVME SSDである。

# MVME SSDは2018年以降、何枚か買(コ)～てキタが、Gen3バッカダッタンで。

で、ソノ速度は、以下の通り。

——————————————————————————
CrystalDiskMark 8.0.4 x64 (C) 2007-2021 hiyohiyo
Crystal Dew World: https://crystalmark.info/
——————————————————————————
* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes

[Read]
SEQ 1MiB (Q= 8, T= 1): 3715.202 MB/s [ 3543.1 IOPS] 2253.66 us>
SEQ 1MiB (Q= 1, T= 1): 2135.817 MB/s [ 2036.9 IOPS] 490.74 us>
RND 4KiB (Q= 32, T= 1): 328.637 MB/s [ 80233.6 IOPS] 386.17 us>
RND 4KiB (Q= 1, T= 1): 64.177 MB/s [ 15668.2 IOPS] 63.73 us>

[Write]
SEQ 1MiB (Q= 8, T= 1): 3293.076 MB/s [ 3140.5 IOPS] 2541.30 us>
SEQ 1MiB (Q= 1, T= 1): 2667.324 MB/s [ 2543.8 IOPS] 392.86 us>
RND 4KiB (Q= 32, T= 1): 482.368 MB/s [ 117765.6 IOPS] 271.15 us>
RND 4KiB (Q= 1, T= 1): 174.219 MB/s [ 42533.9 IOPS] 23.39 us>

Profile: Default
Test: 1 GiB (x5) [C: 12% (55/475GiB)]
Mode: [Admin]
Time: Measure 5 sec / Interval 5 sec

Gen4だけど速度は控ゑめで、シーケンシャルで7千とかのンではナゐ。

使ッての感想

2ヶ月程使ッてミテノ感想を挙げトク。

ファンがウルサゐ！
・1-2月とゆぅ「厳冬期」であるにもカカワラヅ、スグにファンが回る。
・ウィスパーモードにすると、CPU占有率が半分で止まるンで、性能ガタ落ち。
・ファンの回転開始時に「ゴトッ」とゆぅ音がするが、どの個体も同ヂなので仕様。

↑ウィスパーモードだと負荷を掛けても低目に抑ゑルァルェる

画面がダメ！
・有機ELは期待外れ。
・目(ムェ)が疲ルェル。
・グレア(光沢)の映り込みがゑグ杉流！
・解像度(2880×1800)が高杉流ンで、スケーリング100%では細かすぎ。
・スケーリングのデフォルトは150%にナッテルが、ソレでは画面が狭ゐンで、125%で使ッてる。

重ゐ！
・外に持ッては出ナゐが、室内でも1.63kgは重ゐ。

音は良ゐ
・本体のステレオスピーカーは底面にあるが、「Harman/Kardon」のSAYかは知らんけど音は良ゐ。
・スピーカーが良ゐとゆぅだけであり、DAC(Realtek)は並以下だろうから、ヘッドホンでの音は期待薄。

指紋認証が便利
・Windowsへのログインが楽。

タッチパッドがダメ！
・久々のノートPCなので、こンなモンなのかはシラン(SILANE)。
・閲覧が主ならタッチパッドだけで済むが、作成系はマウスがないと無理。

カメラ
・92万画素なので画質が低ゐが、使わンので問題ナシ。
・スライド式のカメラシールドあり。
・Windows Helloに非対応なので、カメラでのログインはできない。

キーボード
・英字のソレを無理矢理日本語にシた配列だが、気にナラナゐとゆぅか、それほど文字を打ッてナゐ(笑)
・この記事含め、文字を打つ作業はデスクトップ機でヤッテル(笑)
・本機にはテンキーはナゐンで、数字入力多の人は注意。

バッテリー駆動時間
・常時電源に接続して使っているので、マックスライフモード(60%で充電停止)に設定している。
・仕様では、Intel版で約7.4時間、AMD版で約9.9時間となってるが、実使用ではソノ半分程度と見た方が良いだろうが、常時電源使用なのでシラン(SILANE)。

USB Type-C
・右側面に2ツあり、2ツともThunderbolt 4。
・映像も出せる(確認済)。
・電源供給もUSB Type-Cで行うが、左側面にはナゐので、環境によっては取り回しに難あり。
・電源で1ツ使うと、残りは1ツしかナクナル。
・付属のACアダプターは90W。

有機ELにツゐて

・有機EL 14.5型 2880×1800 120Hz グレア(光沢)
・DCI-P3 100%、PANTONE 認証
・0.2msの応答速度
・最大600nitsのピーク輝度

と、スペック的にはゴツゑ々けど、実際に使(ツコ)～て見ると、ダメダメ。

HDR(High Dynamic Range)をオンにしてHDR動画を見ると若干の感動があるが、画面が14.5型と小さゐンで迫力に欠ける。

関連：HDRモニターの調整(キャリブレーション)をする方法

但し、HDRに向く動画は、以下に挙げる都会の夜景などの、黒に明ルゐ点があるようなモノ程度で、昼間の映像ではゑ々面を発揮できない。

応答速度(0.2ms)に関しては、この機ではゲームをしないので不明。

とゆぅか、Intel版は内蔵ビデオがショヴォゐンで、応答速度が求められるFPSなどは、満足にプレイできンだろう。

ソレ系のゲームをヤルなら、内蔵ビデオのツヨゐAMD版を選択するべきだ。

Core i7-12700H
・内蔵ビデオ：Iris Xe Graphics
・最大周波数：1.40GHz
・実行ユニット：96

Core i5-12500H
・内蔵ビデオ：Iris Xe Graphics
・最大周波数：1.30GHz
・実行ユニット：80

Ryzen 9 6900HX
・内蔵ビデオ：Radeon 680M
・GPUコア数：12
・グラフィックス周波数：2400MHz

Ryzen 7 6800H
・内蔵ビデオ：Radeon 680M
・GPUコア数：12
・グラフィックス周波数：2200MHz

有機ELは、写真や動画の鑑賞には向くだろうが、文字の読み取りや作業には不向き。

有機ELのデスクトップモニターを買おうともモクロンでゐたンだが、本件で慎重にナレたンでヨシ/義とするンかはシラン(SILANE)。

「キレイなンと、見やすいンとは別モノ」とユ～コトだ。

その他

天面(画面の裏)の凹凸は邪魔！

電源ボタンと指紋認証が兼用。

電源ボタンはDelキーの隣なンで、誤ッて押すとゆぅ人もゐル(ILL)ラシ～けど。

Escキーが謎の赤。

Fn(ファンクション)キーが左手前角ではナゐンで、Ctrlとの押シ間違ゑがナゐ。

PrtSc(プリントスクリーン)が、Fnキーなしで、単体で機能。

キーボードが光るンで、暗所でも打鍵可能。

画面が180度まで開く(フルフラットヒンジ)。

動画のエンコードでCPUやGPU(QSV)に負荷がかかッてゐルと、有機ELモニターの設定を120Hzにしていても、明らかにブラウザのスクロールがカクつく。

だがUFO Testはナメラカであり、意味不明。

負荷がナゐ時でも、ブラウザのスクロールがカクつく時がムァ々あり、意味不明。

室温13℃の環境下で、ChromeでX(旧Twitter)をスクロールして見てゐルだけでもファンが回る。

Steamでゲームをダウンロードしているだけ(CPU占有率は30%)でも、CPUパッケージが80℃を超ゑ、ファンが高速回転、大騒音をマキチラシｗｗｗ

負荷を掛けると、アッサリとサーマルスロットリング発生ｗｗｗｗｗ

何(ナニ)この軟弱仕様ｗｗｗｗｗ

色

画面色は通常/ビビッド/手動/ブルーライト軽減が選択可能で、色域は以下が選択可能。

・ネイティブ：デフォルトビビッドカラー
・sRGB：ウェブコンテンツスタンダードカラー
・DCI-P3：シネマスタンダードカラー
・Display P3：より広いリアルな色域

但し、HDRをオンにしているときは、変更不可。

HDRは、AC接続時にしか有効にできない。

バッテリーモード

バッテリーの寿命をノバスためのモードが存在する。

・フルキャパシティモード：100%まで充電
・バランスモード：80%まで充電
・マックスライフモード：60%まで充電

上述のように、当方は常時AC接続のタメ、マックスライフモードとシてる。

ファンモード

・パフォーマンスモード：性能重視だが大騒音(AC接続必須)
・スタンダードモード：
・ウィスパーモード：静かになるが性能が半分程度になる

普段はスタンダードモードにシテルが、上述のようにチョッとしたコトでもファン回転で雑音発生ｗｗｗｗｗ

追記：ゲーム

本機の有機ELは、120Hz対応、0.2msの応答速度なンで、ゲームにヨロシカロ～/家老と汚思ゐの諸君！

本機の内蔵ビデオである「Intel Iris Xe Graphics」は、AMDのソレと比較にナランレベルで低性能なンで、120Hzがフォトンドゐかせン/賎ｗｗｗｗｗ

↑2880×1800 画質最低

↑1920×1080 画質最低

↑1280×800 画質最低

本機の有機ELの解像度は2880×1800と高ゐンで、そのムァ々の解像度だと重杉で悲惨ｗｗｗｗｗ

よって解像度をSAGEル必要があるが、そうすると描画(ゑ)がヴォケ々で悲惨杉流ｗｗｗｗｗ

ストIIとかの2D格闘だと普通に動くが、

ンなもン、N100搭載の安物/チャチなマシンでも動くヤロｗｗｗｗｗ

スァルァに、AMD(R9 6900HX)環境ではスンナリ動くゲームでも、動かナゐモノがある、このヴァクァ詐加減ｗｗｗｗｗ

本機はゲーミング用のノートPC違(チャ)うけど、ゲームするなら、必ヅAMD版にシトケ！ドァヴォ！！

後継機

後継機が出るのかはシラン(SILANE)けど、有機ELは同じ仕様のモノが引き続き使用されるだろう。

Intel版はCore Ultraを採用するだろうが、性能は大したコトないので注意。

# Core Ultra搭載のノートPCが各社から出ているが、ドレも期待外れ。

教訓

「有機EL、特にグレアは要注意/妖虫遺！」

追記：UX3405MAシリーズ

性能的に求めるなら、Core Ultraを搭載したASUS Zenbook 14 OLED UX3405MAシリーズの方が良ゐ。

UX3405MA-U5165W：134,800円(税込)
・CPU：Core Ultra 5 125H
・GPU：Intel Arc Graphics(2.20 GHz、コア数7)
・RAM：16GB
・SSD：512GB
・発売日：2024年3月11日

UX3405MA-U7161W：164,800円(税込)
・CPU：Core Ultra 7 155H
・GPU：Intel Arc Graphics(2.25 GHz、コア数8)
・RAM：16GB
・SSD：1TB
・発売日：2024年2月16日

UX3405MA-U9321W：199,800円(税込)
・CPU：Core Ultra 9 185H
・GPU：Intel Arc Graphics(2.35 GHz、コア数8)
・RAM：32GB
・SSD：1TB
・発売日：2024年3月8日

UX3405MA-U7161WS：194,800円(税込)
・CPU：Core Ultra 7 155H
・GPU：Intel Arc Graphics(2.25 GHz、コア数8)
・RAM：16GB
・SSD：1TB
・発売日：2024年2月16日

但し、2024年3月19日時点では、シナギレが多ゐ。

関連：現在使用中のマシン(2024年2月)と次機種の検討