今回は、久々のオーディオネタ。
既に滅亡したMD(MiniDisc,ミニディスク)について解説シタル!
MDは、SONYが1991年に発表した、光磁気ディスクの一種で、是も滅亡済のMO(Magneto-Optical disk)と同類の輩である。
↑当研究所に残/遺されてゐた、MD(左)とMO(右)
光磁気ディスクに対し、レーザーでアレして、その間に磁界を与ゑてナニする仕組み(後述)。
2ツのヘッド(双頭)
ミニディスクの録音機(レコーダー)には、再生ヘッド(下側)と録音ヘッド(上側)の2ツのヘッドがある。
再生ヘッドは上向きなので見えるが、録音ヘッドは下向きなので見えない。
鏡を使うと、録音ヘッドを見るコトが可能だ。
「ロ」の中心の黒ゐトコロからナニが出て、ディスクに磁界を与える。
再生/録音時の動き
再生時には、再生ヘッドで読み取るので、録音ヘッドは浮いたまま。
録音時、及びTOC書き込み時には、録音ヘッドがディスク面に降りてくる。
そして、再生ヘッドから高出力のレーザー(再生時より強い)を照射し、磁性が失われる温度にまで加熱する。
レーザーで照射された部分が、レーザーから離れて、磁性を記録保持できる温度まで冷え始めたトコロで、録音ヘッドが磁気記録する。
磁性体が冷えて、磁性が保持される。
録音時のヘッドの動き
録音時のヘッド
録音ヘッドが降りた時には、ディスクとほぼ接触しなければナナラナイ。
図で示すと、以下のような感ヂ。
なので、再生は可能だが録音ができない機体で調べると、録音ヘッドは下がっているが、ディスクとの距離が大きすぎて書き込めない場合がある。
また、録音時に限り「チ・チ・チ・チ…」音がする場合は、録音ヘッドとディスクが接触している。
分解してみると、非常にゐ々加減な機構/奇行でソレしてナニしてることが分かるだろう?
こンなモノ、ジキにゐッ(故障)て当然でアルwwwww
互ゐに無関心且ツNOチェック(笑)
再生は可能だが録音不可というレコーダーは、再生ヘッドは生きているが、録音ヘッドが死んでいる場合が多い。
ヒドゐのは、録音時、正常に書き込まれているか、検知しないレコーダーがあるというコト!
再生ヘッドからレーザー光は出ており、加熱には成功しているが、録音ヘッドが磁気記録していなくても、それは検出されない!
そのまま電源OFFやディスク取り出しをすると、TOC(Table Of Contents)の書き込みとなるが、録音ヘッドががダメなので当然失敗なのだが、これも検知されない!
未使用のディスク(BLANK DISK)使用で録音を行い、何事もなく「録音成功!」(に見える)なのだが、ディスクを挿入し再生しようとすると、当然「BLANK DISK」。
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再生さン「加熱開始、書き込みヨロシク(夜露死苦)!」
録音さン「…」
再生さン「ホヌァ、完了やな。」
録音さン「…」
管理者「曲、アラヘンがな!」
再生さン「ワシは仕事シタで!」
録音さン「(返事がナゐ、タドァノ…以下略)」
管理者「オマゑラ、全員刑ム所!」
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加熱したダケで記録してナゐンで、当然そうなるワナ/罠!
クヅォ!クヅォ!クヅォ!クヅォ!クヅォ!クヅォ!クヅォ!クヅォ!クヅォ!クヅォ!
他にも
・再生ヘッドのピックアップがシぬ
・モーターがシぬ
・録音ヘッドがヒ弱でゐグァむ
・チャチなプラレールでガタガタに成ル
等の理由で、MDは故障蛾多杉!
こンなモノにこだわってル「日本の精密さ/詐」間に、iPod等の外国勢力にシてヤラれ、今の惨状!
クヅォ!クヅォ!クヅォ!クヅォ!クヅォ!クヅォ!クヅォ!クヅォ!クヅォ!クヅォ!
再生はできるが録音ができない場合
考えられる可能性
1.録音ヘッド(上側)が逝ッてルンで、磁気記録できナゐ。
2.再生ヘッド(下側)の出力が低ゐンで、加熱に失敗シてル。
1の場合は、再生専用とシて使うシカナゐ/鹿内が、精神的にキツゐンで、スグ廃棄(フォ)カセ!
2の場合は、アレを回シて出力調整(強化)すると直る/RUE場合があるが、時期(ぢキ)にダメになるシ、再生スルァできなくなるコトがあるので、覚悟セョ!
なお、記録後、ディスクを取り出すとTOCの書き込み作業を行うが、ソレすらしナゐ(スグに排出)場合は、何をシてもムダなンで、スグ廃棄(フォ)カセ!!
補記①
何らかの原因で、録音時以外でも録音ヘッドが下がったままになった場合に、ディスクの出し入れをすると、録音ヘッドの支ゑがグティアグティアになる。
分解途中でイヂルと、録音ヘッドが下がりすぎる場合があり、その状態でディスクを入れると、支ゑが曲がってしまう。
緩(ユル)ゐ曲がりの場合は、録音ヘッドが見える状態で、不要なディスクを入れて録音を開始し、録音ヘッドの位置を観察、支ゑを曲げて微調整を繰り返す。
物理的なアレにもカカワラヅ微妙杉流調整だが、ガンヴァレヴァ成功するンかはシラン(SILANE)。
補記②
上述のように、再生ヘッドは再生だけでなく、録音時に高出力のレーザー照射するため、劣化/摩耗/損耗が激しい。
その結果、録音はオロカ、再生/ディスク認識スルァできなくなるコト数多(アムァタ)!
出力調整(ヴ●カの一ツ覚え)程度では直らないため、部品交換が妥当だが、MDは日本国内しか普及しなかったため、部品入手が非常に困難!
なら「再生専用機は大丈夫」と思われルも、MD現役の時期(トキ)のシナモノは、部品やツクリが非常にチャチ且ツ安物であるため、当時は再生可能だったプレーヤーも、今使うと壊れてるwwwww
特にKENWOODのDMC-J3のような低価格機は、今やほとんどがディスク認識不可!
1999年あたりのシナモノであるが、何もしなくても劣化が進行、勝手に壊れている事案wwwww
CD-DA(音楽CD)のソレは、パソコン用で入手可能なので、再生はムァダ々大丈夫だろうが、MDは早期に消えるだろう。
今ムァダ使えるとしても、データ(=音楽)はパソコン等に退避させ、プレーヤーが壊れても再生できる環境を速やかに構築スベキかはシラン(SILANE)。
MO(Magneto-Optical disk)もソ~だが、光磁気ディスクは劣化に強いが、その記録機がクヅォ!!
データが入ッてルであろ~メディアをミセツケ、「劣化に強ゐ!劣化に強ゐ!劣化に強ゐ!劣化に強ゐ!劣化に強ゐ!」と、大音声(ダゐおンぢャウ)で延々と合唱シテイルがョゐ!
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