SRW-810(Audiomax,D11553) 録音可能なFM/AM/SWラジオ レビュー①

この記事は約7分で読めます。
スポンサーリンク

当サイトには広告が含まれています。

SRW-810(D11553)

型式:SRW-810(D11553)

購入価格:約1,800円(送料込)

SRW-810(D11553)は、アナログ同調、録音機能付きのMPR-9(D4469)の後継機かと思われる。

FM、AM(中波)、SW(短波)受信のラジオで、マイクロSDカード(別売)にラジオの録音が可能。
マイク内蔵で録音可能、さらにラインイン入力(3.5mmステレオピン)があり録音可能。
つまり、小型ながら、昔のラジカセ(カセットはないが)である。
そんなシナモノが、2,000円以下で手に入るとは、ゴツイイハナシじゃないかね?

<受信周波数>
FM:70-108MHz 0.1MHzステップ
AM(中波):522-1710kHz 9kHzステップ
SW1(短波,5kHzステップ):4750kHz-
SW2:5950kHz-
SW3:7100kHz-
SW4:9500kHz-
SW5:11650kHz-
SW6:13600kHz-
SW7:15100kHz-
SW8:17500kHz-
SW9:21450kHz-21850kHz
(イウまでもないが、SWにはハヌケがある)

短波は4750kHz-からなので、3MHz帯のラジオNIKKEI(3925kHz,3945kHz)は受信できない。

テンキーで周波数の直接入力が可能。
但し、途中で略すことはできない。
例えば、100MHzを指定する場合、1-0-0ではダメで、1-0-0-0(0.1MHzまで)と入れる必要がある。
また、入力値がステップに乗らない場合も無効(付近値に修正もされない)。
よって、1670kHz(厳密には1670.5kHz)の灯台放送、1651kHzの大阪マーチス,備讃マーチス,来島マーチス,関門マーチスなどは受信できない。

入力した周波数を記憶させることができるが、ER-C57WRのようにテンキーに割り当てて呼び出すことはできない。
選局ボタン(↑↓)で順に選ぶだけである。

追記:テンキー後、再生ボタンでテンキーでの登録局呼び出しができる(2桁も可能)が、登録局は周波数順に並ぶので、任意のテンキーに任意の局を割り当てることはできない。

記憶させた周波数は、バンドごとにチャンネル(CHXX)が振られる。
既に記憶済の周波数を重ねて記憶させると無視される。
周波数の低いものから若いチャンネルが割り当てられ、任意指定は不可。
周波数を削除すると、それよりも大きいチャンネルは自動でズレる(=チャンネルがハヌケになるコトがない)。

電源:リチウムイオン電池(BL-5C,付属)
付属のマイクロUSBケーブルで充電する

リチウムイオン電池_SRW-810(D11553)

BL-5Cは本機専用ではなく、ノキアの携帯などで広く使われているモノなので、入手は容易

BL-5C_SRW-810(D11553)

付属品は3.7V,600mAhだったが、探せば容量の大きいモノもあるようだ。
なお、BL-5Cを入れなくても、マイクロUSBケーブルから給電することで使用可能なので、BL-5Cが劣化しイッても使用はできるだろう。
但し、ケーブル接続だと、パソコンやUSB充電器からのノイズを受けるので、ラジオ視聴には向かない。

マイクロSDカード(別売)を挿すことで、ラジオを録音可能。

マイクロSDカード_SRW-810(D11553)

TFカード(TransFlash)とあるが、マイクロSDカードのコトね。

RECボタンを長押しする必要があるコトと、録音開始までに若干時間を要するので、録音するなら早めに。
RECボタンには円形のクボムィがあるので、オサワリでも分かる?
ビットレートは、バンドにかかわらず96kbps固定。
マイク内蔵で録音可能、さらにラインイン入力(3.5mmステレオピン)があり録音可能。

ラジオの録音データはバンドにかかわらず、マイクロSDカード内の「FMRECORD」フォルダに格納される(自動生成)。
ファイル名は「RAD000X.MP3(Xは数字)」となる。

マイクの録音データは、マイクロSDカード内の「MRECORD」フォルダに格納される(自動生成)。
ファイル名は「MIC000X.MP3(Xは数字)」となる。

ラインイン入力は未確認。

本機で録音したファイル以外でも、MP3ファイルであれば再生可能。
ビットレートの上限は確認していないが、320kbpsは再生できた。
ビットレートは液晶にも表示される。

用意したファイルはルートに置くといいだろう(他の場所は未確認)。

ファイルシステムはFAT32のみ可と思われる(他は未確認)。

写真では高級感があるように見えるかもしれないが、非常に安っぽい。
価格が価格なんで、高級感を求めてはイケヌァイ。

電源ボタンは気持ち長めに押す必要がある。
ボタンの反応は一部を除いて良好(ER-C57WRのヨーにイルァイルァしない)だが、ポティポティしておりチャチー。

時計がないので、指定時間にONしたり、PJ-30のように予約録音などはできない。
但し、オートスリープは可能(後述)。

ファイルが長い(70時間とか)場合でも再生できるが、液晶上では正しい時間を表示しない。
時間表示がXX:XXとなっており、99分99秒以上が示せないためかと思われる。

ファイル再生中にラジオに切り替え、再度再生に戻るとレジューム(再生場所からの再生)できるが、その位置によっては再生可能になるまでに非常に時間がかかる(20~30秒?)

ボリュームは、0-32の33段階。
0は完全無音。

ラジオを聴いていて電源を切り、再度入れると、どのバンドにいてもFMで起動する。
さらに、音量を絞っていても、16から始まる(大きくしていた場合はその大きさを保持)。
よって、絞っていた場合、大音量でヴィヴィルことになる。

ファイルを再生していて電源を切り、再度入れると、レジュームで始まる。
こちらも、音量を絞っていても、16から始まる(大きくしていた場合はその大きさを保持)。
よって、絞っていた場合、大音量でヴィヴィルことになる。

音量を変化させ、その直後に選局ボタン(↑↓)を押しても効かない。

REPEATボタンの長押しで、以下の設定が可能。
・スリープタイマー(10-90分,10分単位)
・液晶の濃度(0-15)
・液晶の光

液晶の光(背光時間)は、常時ON、5秒、10秒、15秒(デフォルト)、20秒、常時OFFにできるが、電源を切るとデフォルトに戻ってしまう。

↓液晶の光 ON
液晶の光ON_SRW-810(D11553)

↓液晶の光 OFF
液晶の光OFF_SRW-810(D11553)

電池のモティを考えるとOFFが適するが、個人的には常時ONかな?

感度など、SRW-810(D11553)のレビューは、今後も上げてイク予定。

関連:SRW-810(Audiomax,D11553) 録音可能なFM/AM/SWラジオ レビュー①

関連:SRW-810(Audiomax,D11553) 録音可能なFM/AM/SWラジオ レビュー②

関連:SRW-810(Audiomax,D11553) 録音可能なFM/AM/SWラジオ レビュー③

関連:SRW-810(Audiomax,D11553) 録音可能なFM/AM/SWラジオ レビュー④

関連:SRW-810(Audiomax,D11553) 録音可能なFM/AM/SWラジオ レビュー⑤

関連:MPR-9(D4469) Audiomaxの録音可能なFM/AMラジオ

タイトルとURLをコピーしました