LEDライトのオハナシ。
LEDの懐中型ライト、電球型ライト、シーリング(天井)ライト、スティック型ライト、卓上型ライトなど、様々なLEDライトを入手してきたが、今回はちょっと変わった品物。
箱の外観は、以下。
内容物。
本体、説明書(英語)、スタンド、マイクロUSBケーブルの4点。
早速、本体を見てみよう。
銀色の口金があり、見た目は電球型のLEDライトに見えるが、
バッテリー(2000mAh)が内蔵されており、取り外した状態で点灯させることができる。
電球のように、口金をねじ込んで壁や天井などに取り付けた状態でも使えるが、取り外して(携行可能な)非常用ライトとしても使える。
<AC(交流)での使用>
口金に取り付けて使う場合は、本体の切り替えスイッチをAC(交流)にして取り付ける。
・AC(交流):Alternating Current・・・家庭用コンセント(100V)からの電源
・DC(直流):Direct Current・・・USB端子からの電源
この状態で壁にあるスイッチをONにすると、点灯する。
壁にあるスイッチをONにしたまま、後述のアプリで消灯することができるが、充電ランプが点灯し、充電はされているので、この状態にしておけば、停電になってもWF-L1を取り外し、切り替えスイッチをDCにすることで点灯できる。
<DC(直流)での使用>
本体にはマイクロUSB端子があり、ここにUSBケーブルを接続することでも、電源供給(DC)ができ、充電及び点灯できる。
机上で使う場合は、この点灯方法になるだろう。
本体にあるColorボタンを押すと、色を変えることができる。
但し、本体に電源ON/OFFスイッチがないため、ケーブルから給電されている限り、消灯することができない(後述のアプリからだと消灯可能)。
発熱して手で持てない白熱電球とは違い、WF-L1はLEDライトなので、手で持っても問題ないが、そのままでは持ちづらいので、スタンドが付属されている。
このスタンドに挿して持つか、立てるかして使用するといいだろう。
スタンド内には金属が見えるが、
電気的な接点ではなく、単に本体を挿し込む(回転ではなく押し込む)だけである。
スタンドと結合することで、本体が持ちやすくなるのだ。
さらに、WF-L1とスマホをWi-Fi(2.4GHz帯)で接続し、アプリ(無料)を使って発光色を変えることが可能!
アプリは、iOSであればv7.0以上、アンドロイドであればv2.3以上に対応する。
以下、iOS版でハナシを進める。
アプリを入手し起動、Wirelessをタップし、
アクセス先(ルーター)のSSIDとパスワードを入力し、接続に成功すると、WiFi E-Light-XXXという表示名でWF-L1が出現する。
アプリの画面は、画像編集ソフトのカラーチャートのような感じで、操作は容易。
カラーチャートでは、点灯/消灯(円中央)や色選択、明るさ調整が可能。
画面下部のModeをタップすると、SceneとEffectsが選択できる。
Scene(シーン)では、Reading(読書)やCoffee(コーヒー)などの色が用意されている。
Scene – Reading
Scene – Coffee
Scene – Working
Scene – Diet
Scene – Cinema
Scene – XXX
Scene – Power-Save
Scene – Camping
Scene – Meeting
Scene – Bedtime
Newをタップすることで、好みの色を登録することも可能。
Effects(効果)では、Rainbow(虹)やSunset(日没)などのフラッシュ効果が選択できる。
Effects – Rainbow
Effects – Heartbeat
Effects – Natural
Effects – Ocean
Effects – Sunset
Effects – Passionate
Effects – Flicker
Effects – Youth
Effects – Wine
Effects – Summer
Effects – Hubbub
Effects – Dancing
ここでもNewをタップすることで、好みの色を登録することが可能。
他にも、スマホ内の音楽を再生しそれに連動させること(Music)や、マイクに連動させること(Mic)、スマホのShake(振る)で色を変えたりもできる。
で、実際に光らせてみた結果が、以下。
# LEDを撮影すると、動画では色の変化が分かりにくかったので、白壁を撮影した。
LEDライトとスマホの連携…なかなか面白いモノを繰り出してくるね。
LEDライトは白熱電球と比べると消費電力が格段に小さいので、電気代の節約にも有効。
白熱電球は安いが、電力の大半が熱になっているので、無駄が多いのだ。
関連:白熱電球とLED電球の電気代の差を計算する – LED電球の元が取れるポイント
<備考>
アマゾンの説明では、WF-L1の口金のサイズがE27とあるが、E26でも問題なく付き、機能した。
口金のサイズは日本ではE26とE17が一般的であるが、購入前に口金のサイズを確認しよう。
Wi-Fiの接続であるが、私の環境では、「スマホ-Router-WF-L1」という接続。
Wi-Fiは2.4GHz帯のみのよう(5GHz帯は非対応)なので、環境を確認しよう。
浴室や密閉状態での使用は想定されていない。
明るさはそれほど大きくはないので、間接照明や撮影の補助光に向くだろう。
E26口金のクリップスタンドが売られているので、それを使えば撮影場所にも容易に設置できる。
間接照明用途の場合、スマホで操作できるので、就寝時にわざわざライトのところに行く必要がない。
最後に、説明書記載の仕様を付しておく。
・Input Voltage(入力電圧):AC 100-240V / USB 5V
・Output Power(出力):6.5W
・Light Color Temperature(色温度):6000-6500K
・Battery Capacity(バッテリー容量):2000mAh
・Size(大きさ):65x130mm
・Material(素材):ABS+PC
・Illuminating Time(点灯時間):High 3.5h/Low 12h
関連:DL-Q7(AVANTEKの卓上LEDライト,デスクライト)のレビュー
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