先日購入したGV-VCBOX(I-O DATA)を使って、S端子とコンポジットの画質比較をしている。
・アナ録 GV-VCBOX(ビデオキャプチャーBOX)
・アナ録 GV-VCBOX/4L(ビデオキャプチャーBOX)
画質に関しては、GV-SDRECも同じである。
GV-VCBOXから液晶モニターを削除した廉価版がGV-SDRECなので、画質は同じなのだ。
比較画像についてだが、
1回目:S端子で接続して録画
2回目:コンポジットで接続して録画
という「2回の録画」を行い、左右に並べて比較映像を作っている。
目下、画質比較に使用しているゲーム機は、CD-ROMなどの光学ディスクを使うので、ロードが発生する。
このロード時間が、その都度微妙に異なるらしく、2つの動画を編集する際、頭を合わせても、ロードを経た以降にズレが生じる。
ズレが生じると、比較画像として適さない。
また、当然ではあるが、2回とも同じ(ゲームの)操作をすることは不可能なので、放置で流れるデモなどしか対象にできない。
自分で操作したゲームプレイは、比較画像の対象にできないのだ。
だがこれは、2回の録画を行うからズレるのであって、1回としてしまえばズレない。
ゲーム機の中には、S端子出力とコンポジット出力を同時に出せるものがある。
3DO(FZ-10)は、背面にS端子とコンポジットの両方があり、同時出力可能である。
GV-VCBOXを2台購入し、S端子とコンポジットの2本のケーブル(汎用品で可)で、2台のGV-VCBOXを接続すればよい。
音声は片方のGV-VCBOXにしか入力できないが、同じ音なので片方のみで問題ないだろう(動画編集時に対処)。
GV-VCBOXは映像信号検知での自動録画開始に対応しているので、ゲーム機起動時から撮れば、録画ボタンを両方同時に押すというヴェタなアクションはしなくてよいだろうが、両端子の映像出力が全く同時かは分からないので、やはり編集時の頭合わせは必要だろう。
# そもそもゲーム起動時から撮っていると無駄が多いしw
PlayStationは、初期型(SCPH-1000)にのみ、背面にS端子とコンポジットの両方があり、汎用ケーブルで同時出力可能。
S端子はSCPH-3000系以降に削除されたので、SCPH-3000系やSCPH-5000であれば、AVマルチ出力端子にSCPH-1100(S端子ケーブル)などの専用ケーブルが必要。
この時点ではコンポジット端子はまだ残っているので、SCPH-1100を買うことで、S端子とコンポジットの同時出力が可能。
だが、SCPH-5500以降は、コンポジット端子が削除されAVマルチ出力端子のみとなったので、純正のケーブルでは同時出力は不可。
非純正のS端子とコンポジットの両方が備わったケーブルを使うことになる。
こーゆーヤツね。
<PlayStationのビデオ・オーディオ出力端子>
・SCPH-1000:RCA端子,S端子,AVマルチ
・SCPH-3000:RCA端子,AVマルチ
・SCPH-3500:RCA端子,AVマルチ
・SCPH-5000:AVマルチ
・SCPH-5500:AVマルチ
・SCPH-7000:AVマルチ
・SCPH-7500:AVマルチ
・SCPH-9000:AVマルチ
・SCPH-100(PS one):AVマルチ
RCA端子というのは、黄(コンポジット映像),白(音声左),赤(音声右)のアレね。
PlayStation2は専用端子(AVマルチ出力端子)のみであるため、S端子とコンポジットの両方が備わったケーブル(純正品では存在しない)を使うしかない。
「S端子+AVケーブル」などと呼ばれるモノだが、これも同時出力可能なので、2台のGV-VCBOXを接続すれば、同時録画が可能。
XBOX360にも、「SビデオAVケーブル」という同様のケーブル(純正品あり)が存在するので、同様に同時録画が可能。
S端子もコンポジットも、ゲーム機側からはその先にモニターら録画装置が接続されているかを検知できないため、片方に接続した時点で、もう片方の出力を切断するということはない(できない)ので、S端子とコンポジットがあるこの手のケーブルは、そのどれもが同時出力可能なハズである。
このようなケーブルを使い、1度の出力を2台同時に録画すれば、ロード時間のズレ云々にかかわらず、ズレない2つの録画ファイルが得られるが、そのためだけに同じモノを2つ買うのもwwwww
なお、PSP(PlayStationPortable)にも、同様のケーブルが存在する(純正品では存在しない)。
UMDゲームを外部出力できるのは、PSP-3000のみであり、PSP-2000
やPSP-1000
では不可。
PSP-1000については、本体側のコネクタ形状が異なるためか、そもそもそのようなケーブルの接続自体ができない。
なお、PSP-3000でUMDゲームを外部出力すると、原寸で出力される。
つまり、PSPの解像度である480×272(16:9)で出力されるのだ。
GV-VCBOXの記録解像度は720×480(3:2)であり、拡大機能はないので、以下のような黒枠の付いた動画になると思われる。
PSPの解像度の低さに驚く次第だが、4.3型という小型液晶なので、解像度の低さは気にならなかったのだ。
このため、PSP-3000を大画面液晶モニターに接続し、
よぉし!ローガンの進んだおヂさん、大画面でPSPのゲームをヤッちゃうぞ~!
と電源を入れても、モニターに拡大機能がなければ、ゲーム画面は画面中央に小さく表示されるだけで、落胆する始末wwwwwwwwww
PSP側にも拡大機能はないので、その先(モニターなど)で何とかするしかないのだwwwww
GV-VCBOXやGV-SDRECでゲーム動画を録画し公開する場合、この点(画が小さい)が問題になるが、動画編集時に拡大することで対処できる。
但し、拡大すると映像のアラが目立つようになる点には注意。
S端子とコンポジットの比較画像については、拡大するとオリジナルから離れてくるので、拡大しない方がイイかもしれない。
PSP-3000で外部出力する場合、上記のケーブルでモニターや録画機器と接続し、「外部ディスプレイ設定>映像出力切りかえ」とするか、
本体手前にあるディスプレイボタンを5秒以上押して、出力を外部に切り替える。
つまり、内蔵モニターとの同時出力はできないのだ。
# 内蔵モニターが消えるため、バッテリーが長持ちするというハナシがあるが。
で、私の持っているPSP。
PSP-2000(UMDゲームの外部出力不可)という罠wwwww
PlayStation Vita(2011年12月17日発売)が出て3年半が経過するというのに、イマゴロPSPを買うのもナァ…
なお、PSPは昨年(2014年)に生産終了となっており、PSP-1000とPSP-2000に関してはアフターサービスの受付も終了している。
関連:アフターサービスの受付を終了している機種について (SCEI)
生産終了により新品購入は困難であり、また、アフターサービス終了で修理も(以下略)
まぁ、VitaでPSP用ソフトをダウンロードしてヤレというコトかな?
一方、3DOは一向に壊れる気配がない罠wwwww
壊れるほど稼動していないというか、ソフトがありませんから~ッ!
残念ッ!!(by 陽区)
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