SONYのデジタル一眼は、TLM(トランスルーセントミラー)を採用したあたりから、動作が緩慢(遅い)になった。
どうも、Linuxの採用が原因のようだ。
α55(SLT-A55V)ではそれほど感じないが、α77(SLT-A77V),α65(SLT-A65),α57(SLT-A57)は特に遅い。
モードダイヤルを回しても切り替わりが遅れ、絞りを変えても遅れて付いてくる始末。
α55(SLT-A55V)とα57(SLT-A57)を比較するとよく分かる。
α57(SLT-A57)とα55(SLT-A55V)
ファームアップでマシになったものの、α77(SLT-A77V)は相変わらず遅く、α57(SLT-A57)はMENUでさえ遅い。
最新のAマウント機であるα77II(ILCA-77M2)では大きく解消されているが、スマートテレコンバーターの切り替え(×1.4、×2)など、遅い部分はある。
Linuxが採用されていることは、以下から分かる。
関連:Source Code Distribution Service
左端の「Category」が「Interchangeable Lens Digital Camera」となっているものが、Aマウント機やEマウント機ね。
「SLT-A55 Series / SLT-A33 Series / DSLR-A580 Series / DSLR-A560 Series」から、Linuxの採用が始まったようだ。
DSLR-A580とDSLR-A560はα580とα560であるが、2010年8月に海外で発表されたが、日本では発売されなかった。
α700(DSLR-A700)やα900(DSLR-A900)はLinuxを使っていないのでここには含まれておらず、遅延もない。
Linux採用モデルは、起動も異常に遅い時があるでしょ?
モードダイヤルが遅いとか、絞りが付いてこないとか、MENUすら緩慢とか(笑)、カメラとして問題外。
仮にキヤノンやニコンがそんな緩慢動作なら、タダでは済まないだろう(笑)
ソニーは平和だね。