(2021年9月)
以前書いた、SOTEC(総鉄屑)/KENWOODのRD-VH7PCに関するハナシ。
↑中央上段がRD-VH7PC
関連:[AFiNA] RD-VH7PCをWindows10(20H2,64bit)で使う方法 [KENWOOD]
CDを入れた際の引き込みが弱い感があッたンで、ゴムベルトの交換を行う。
ゴムベルト
以下のゴムベルトを1本用意セョ!
角型:1.6mm角
太いのは脱落する可能性があるが、細い分には、1.5mmでも1.2mmでも問題ないだろう。
φ(直径)20mm=折径:31mm
19mmでも18mmでもOKというか、多少小さい方が良い。
以下のセットの中に、直径17mm~のが入っている。
推奨:ゴムベルト 交換用
交換作業
外装(ケース)を開ける。
この時点で、対象のギア群が見えてるが、到達は大変!
↑目標地点
CDのメカ部がネジ4本で底に固定されているので、外す。
内、1本は底(外)側から締められてるンで注意。
・黒ネジ(3本):底に内側から締め
・銀ネジ(1本):底に外側から締め
4本のネジを外しても動かン時は、底に固着してるンで「ガッ!」とヤレ!!
フィルムケーブルとコネクタの2本のケーブルを外し、メカ部を取り出す。
↑フィルムケーブルとコネクタ
フィルムケーブルにはロックがあるので注意。
側面のレール風の白い部品を外す。
↑側面の白い部品
このネジを外すには精密ドライバーが必要だが、ネジ穴が浅く、ナメ易いので注意。
↑ナメ易いネジ
白い部材は角が引っかかるので、上側の白い部材も外す必要がある。
(構造をよく見るンだ!)
7ツのギアが見えるが、ゴムが掛けられているのは中央なので、最後の2ツに到達スルまで、ギアを外シテイク。
↑7ツのギア
イクツかはC型の黒いワッシャーで止められてるンで、紛失しないように留意して外す。
↑黒いワッシャー
組み立てる時のために、ギアは外した並びでワキへ置くこと。
最後の2ツに到達したら、古いゴムベルトを外し、新しいゴムベルトを掛けて、元に戻していく。
ゴムベルトを掛ける際、グリスが付かないように注意。
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RD-VH7PCは2000年前後のシナモノであり、既に20年以上が経過しているが、古いゴムベルトは、若干固くはなっているモノノ、まだ使えるレベルだった。
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ギアやレール等にグリスを付ける場合は、残留グリスを除去してから行う。
粘度が高杉流グリスや、古くなると固着するグリスは不可。
大量塗布は厳禁、少しで良い。
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仮組時点で、CDの吸い込みと再生を繰り返し、問題なければクミタテテ完了。
8cmのCDも読めるが、挿入口の中央に挿すコト。
端に入れると、吸われるが閊(ツカ)ゑてしまう。
レンズの掃除
外装を閉じる前に、ピックアップレンズの掃除をしておこう。
隙間から綿棒が入るので、分解は必要ない。
↑ピックアップレンズ
液体は、水の入ったエタノールか、水の入ったIPAでよい。
567時代の消毒液が使えるコトもあるので、買う前にチェック。
無水だと濃すぎてダメ(レンズ=プラスチックを痛める)というハナシがある。
他の不良
ネットの情報によると、ハンダ割れやコンデンサーの劣化が発生している個体もあるようだ。
そのウタガイがある場合は、ソレラも直シトケ!
再生できるディスク
・CD:可
・HDCD:可(表示部の曲番の上に「HDCD」と表示される)
・CD-R:可
・CD-RW:不可(説明書にもダメと書いてある)
HDCDフォーマットで記録された音楽情報は、20bitの高い分解能を持っており、通常のCDに(16bit)べ、よりキメの細かい音楽を楽しむコトができます。
だが、キミは、HDCDを見たコトがあるかね?
HDCD:ウラBTTB
N.B.
電源ON時に、画面に「N.B.2」と表示される。
「N.B.」とは、「Natural Bass circuit」の略で、低音と高音を補正する機能のコト。
コレがONになってると、音が歪むのでOFF推奨!とユッテル者/輩(ヤクァルァ)がいるが、各自の好みで。
スピーカーで聴くかヘッドホンで聴くかという環境もアロ~/ARROWが、ヘッドホンでしか聴かない当方の場合、「N.B.1」にした方が、好ましい雰囲気、とユ~カ/優香、OFFでは、音がペルァ!ペルァ!杉流。
但し、リモコン(RC-RP0702)がないと切り替えできない!
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