パナソニック(旧松下電器産業)のノートパソコンである、Let’s note CF-R6である。
パナソニック Let’s note CF-R6
B5サイズ(10.4型液晶)のノートパソコンで、光学ドライブはないが、重量が1kgない(軽い)ので、持ち歩きに適する。
このシリーズは、その後CF-R7、CF-R8と続いたが、CF-R6はファンレスモデル。
排熱にファンを使わず、筐体などへ熱を逃がす排熱方法ね。
ファンレスなので、ほぼ無音(するのはHDDの音くらい)なのはいいが、とにかく本体が熱杉!!!
冬でも持ちたくないくらい熱いwwwwwwwwww
底面の温度は明らかに異常であり、パームレストも熱杉(特に左)だし、本体左側面の端子類(アナログ出力や独自拡張端子)の金属部分はヤケドをするくらい熱い。
本体左側面の端子類
大した負荷を掛けていないのに、秋以降でもCPUが80度を超えることは普通。
UbuntuでのCPU温度
夏のエアコンなしの室内では、熱で確実に周波数が落ち、熱暴走するだろう。
CPUは、Core Duo U2400(1.06GHz)。
CoreDuoのU2400は、命令セットが32bitなので、64bit版のOSを入れるとエラーで入らないので注意wwwww
TDPは9Wとあるが、ソレでこんなに熱いのかね?
それともCPU以外が発熱しているのかね?
このCF-R6、今となっては過去の遺物だが、間違いなく欠陥品だね。
CF-R6は熱が酷杉流ためか、CF-R7以降はファンが搭載された。
実は、CF-R6にはファン取り付け部分が用意されているのだが、空きパターンとなっているのだ。
空きパターン
熱で危険杉流のは分かっていただろう?
銅板やファンを搭載するなど、改造で熱問題を回避する人もいるようだが、私はそこまでする気はない。
熱杉でも使う!ウォレは使う!使い切ッてヤル!というなら、以下に手を加えること。
まず、2.5インチのハードディスクが搭載されているが、これが遅杉なので、SSDに換装すること。
関連:Panasonic CF-R6の分解①(ハードディスクをSSDへ換装) CF-R7,CF-R8も同様
関連:Panasonic CF-R6の分解②(ハードディスクをSSDへ換装) CF-R7,CF-R8も同様
次に、メモリーが標準では512MBしかないので、増設すること。
但しメモリーは、マイクロDIMMなので、その点は注意。
マイクロDIMM
マイクロDIMMとは、端子側に切り欠きのない、小型メモリー。
所有モデルは内蔵512MBであり、増設可能は1GBで、合計1.5GBまで。
関連:Panasonic パナソニック ノートパソコン 対応メモリー一覧 (アイ・オー・データ)リンク切れ
空きスロットは1つ
DDRではなく、DDR2のマイクロDIMMね。
172ピンマイクロDIMM
PC2-4200(DDR2-533)
データ転送速度:4.2GB/s
動作周波数:533MHz
但し、DDR2のマイクロDIMM全てがCF-R6で使えるわけでないので、正式に対応を謳っていない場合は、換装者のレビューを信じるか、自分が人柱になるしかない。
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増設分含め、合計1.5GBまでなので、2GBのマイクロDIMMを挿してもNGだと思われるが、一部認識したとの報告がある。
関連:CF-R6のメモリ増設(2GB超挑戦) (外部サイト)
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固定ディスクとメモリーを増やせば、熱問題以外は解決できるだろう。
但し、SATAといっても3.0ではないので、最新のSSDを入れても意味がない。
使い古した旧型のSSDで十分だ。
上述のようにCPUが64bitに対応していないから、32bit版のOSを入れること。
遊ぶなら、Ubuntuがいいだろう。
Ubuntu 14.04 LTS
無料だスィ、操作感はWindowsと似ているスィ、32bit版も提供されているし、WordやExcel、PowerPoint的なアレも勝手に入るw
Excel的なアレ
深く使わないなら、Linuxの知識も不要。
ISOをダウンロードし、焼いて、USB接続の光学ドライブでBootし、インストールするだけ。
カンタン。
SDカードスロットも、Wi-Fiも、ドライバは自動で入り、問題なく機能している。
関連:Linuxのシステム情報の確認方法(OS,CPU,メモリ)
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