この時期に、羽田空港で「JAPAN AIRLINES」の文字を見ると、123便(JA8119)を思い出すね。
2014年8月、羽田空港C滑走路にて
関連:日本航空123便墜落事故
# 123便(JA8119)は「JAPAN AIR LINES」と、AIRとLINESの間にスペースがある。
1985年(昭和60年)8月12日(月曜日)、18時00分羽田空港発、18時56分大阪(伊丹)到着予定。
・18時00分を少し遅れた18時12分20秒、羽田空港を離陸。
・18時24分34秒、伊豆半島の東の海上で、垂直尾翼の大半を破壊により失うとともに、油圧系統の損傷でコントロールを失う。
・18時56分26秒、群馬県多野郡上野村の高天原山の尾根(御巣鷹の尾根)に墜落した。
死者520名、負傷者(生存者)4名。
書棚を探したら、当時の本が見つかった。
事故の翌年、1986年(昭和61年)に刷られた第4刷。
「現場はどこだ ━」
墜落したのは、日が落ちた暗闇の山中である。
そう、墜落現場は、群馬県と長野県の県境程度にしか分かっていなかったのである。
錯綜する情報の中、一面の見出しを決めなければならない記者たちの混乱が読み取れる。
航空自衛隊救難ヘリが、墜落した日航機の残骸を群馬県多野郡上野村の高天原山の尾根に発見したのは、翌日の午前4時39分であった。
この本、調べたら、今でもAmazonで手に入るようだ。
18時46分33秒「これはだめかもわからんね(機長)」
あれから30年 ━
日航ジャンボ機墜落―朝日新聞の24時 (朝日文庫)
posted on shattered-blog.com at 14.08.21
朝日新聞社
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