セガサターン用のスティックである、Fighter Stick X。
サターンにはKOFをはじめとする格闘ゲームが多数出ており、比較的優秀な標準コントローラーでもプレイはできるが、やはりスティックは欲しい。
セガから出ていた灰色のバーチャスティック(HSS-104)は、悲惨杉手ツカイモノにナラナイ。
ゲーム屋がなんでアンナン出すのか、ワケがわからない。
後で出たはマシだったが、スティックのアソヴィが大きかった記憶がある。
白色のバーチャスティック(HSS-0136)
# アソヴィが大きい=大きく動かす必要がある
セガ以外からもスティックが出ており、有名なのが、ホリのファイティングスティック。
プレステにも同じモノが出ていたね。
そして、アスキーからもスティックが出ていて、それが、今回のFighter Stick Xである。
型式は、ASC-0602C、中国製。
表面には筋(スディ)や穴(アヌァ)があって、●●などのゴミがたまる。
手で触れるスティックに凹を設けるとは、イッタイ何を考えているのかね?
ボタンの配置は、以下の通り。
ストIIなどの格闘ゲームでは、
X,Y,Z=弱P,中P,強P
A,B,C=弱K,中K,強K
なのだが、こんな配置では上段右端のRを押してしまうことになる。
ナンチュウ配置だ!
セガの灰色のバーチャスティック(HSS-104)も似たような配置なので、ソレに合わせたのだろうか。
↑LとRが青いボタンとなっていて、左右の端にあるのが分かるだろう。
ホリのファイティングスティックは、以下のようにLとRが共に左にあるので、まだマシ。
セガの白色のバーチャスティック(HSS-0136)は、左右に分かれているが、
↑ともに下端なので、まぁ何とかなる。
まぁ、ソンナコンナで、強Pを出そうとしてRボタンを押してしまうシロモノである。
ゲーム内のキーコンフィグで、Rを強Pに割り当てることで、コノ問題を回避できる?
# 強Pが2ボタン存在するコトになるけど。
キーにPKGとあるのは、バーチャファイター用ね。
P:パンチ、K:キック、G:ガードというコトだ。
ハードに使ってると、このPKGが摩擦で消えるのねw
サターンにセレクトボタンはないので、スタートボタンのみである。
# セレクトボタン=挑発ができないとか
天面は手前に傾斜しており、結果としてボタンの高さが高く、押しにくい。
スティックのアソビは少ないのはいいが、スイッチの質が悪く、クァチャクァチャという貧素な金属音がする。
コノ金属音は、スイッチとスティックの軸の間にある金属板によるものなのでドーシヨーモナイ。
長年使っていないと、スティックを動かした時にガサガサする感じがあるので、手を入れよう。
まず、底面を外す。
プラスドライバーで開けられるが、右上の一箇所はゴム足で隠れているので注意。
鉄製の底板を外したところ。
重量の大半はコノ鉄板の重さなので、外すと軽く、スカスカだ。
軸とスイッチが触れる部分にグリスを塗布するか、シリコンスプレーを少しかけるとよくなる(自己責任で)。
シリコンスプレーとは、潤滑剤ね。
シリコンスプレーはKURE5-56に似ているが全く別物なので注意!
KURE5-56はプラスティックをオカすので、使用してはならない。
シリコンスプレーは、一本持っておくと便利。
トビラの蝶番(チョウツガイ)に吹けば、ウゴキがスムーズになる。
大量に塗布することはないので、一本あると長く使えるよ。
開けたついでに、ボタン側も見てみよう。
灰色のパーツはボタン側の基板にネジ止めされているが、スティック側では何も止まっていない。
スティック側にノヴィテいるが、ただ乗せられているだけで、固定もされていない。
スティック側にノヴァス意味あるんでしょうかね、コレ。
# 鉄板とのスキマを埋めるモキテキ?
灰色のパーツを止めているネジ3本を外し、さらに基板を止めているネジ3本を外す。
すると、ボタン部分が外れる。
ボタンは組み込まれていて外せないかと思われたが、引き上げると容易に外れる。
だが、これ以上は外せないようだ。
ボタン押し下げ時に引っかかりがあるようなら、ボタン除去後の内部にシリコンスプレーを少しかける(自己責任で)。
大量に吹いてしまうと、スイッチが利かなくなるかもョ?
コノ機に、上面カバーのボタン枠を掃除したりしよう。
一通り終えたら、鉄板を締めて終了。
閉じる際のネジ止めは、一度反対側(緩む側)に回し、ネジが落ちるトコロで締めを開始しよう。
受けは弱いプラなので、二重にネジを切ってしまい、ヴァカにナッチマウのを避けるためだ。
また、キツくシメるのは厳禁。
プラは容易にワレるよ。
なお、Fighter Stick XはストリートファイターZERO2向けとして、白色モデルが出ていたが、色や付属品以外は同じ。
てか、ZERO2をウタウなら、LとRを何とかした上でダセよ。
黒い方が、ヨゴレが目立たないし、変色も気付きにくいので、黒の方がエエ?
次世代機関連の周辺機器は、灰色スティックのようなゴムィは別として、オクでも潤沢ではない。
ソフマップなどの中古屋も、サターンレヴェルはもう扱っていないし、オールドゲーム専門屋は高いし、思ったほど在庫はない。
イッタイ、ドコにイッチマッタンダ?
ゴムィとしてハイキされたのか、外国勢力が国外に持ち出したのか。
ソフトも同様であり、相当出たであろう初代ZEROなどは、オクにも専門屋にも、意外と少ない。
数十円にしかならんから、出品していないだけなのかも。
サターンの登場から、すでに20年以上が経過している。
持っていてもウゴかなくなっているオソレがあるので、所有者は動作チェックを。
本体内のバックアップデータは、ボタン電池が切れると消えるという、危険杉流仕様。
重要データは、パワーメモリーにコピーしておこう。
パワーメモリーは、バッテリーナシで不揮発性、消える心配はない。
といっても、接触悪杉でゴチャゴチャ挿し直してるとデータが破損するリスクwwwww
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