関西国際空港駅に「MCMXCIV」という謎の文字列がある。
最後の「IV」は、ローマ数字の「IV」であるが、環境依存文字なのでここでは「IV(アイ・ブイ)」と表記している。
で、このMCMXCIVは何を意味するのか?
最後のIVはローマ数字だというのは、ファイナルファンタジーIVをプレイしていない人でも分かるだろう。
ローマ数字は、
I:One(壱)
V:Five(五)
X:Ten(十)
くらいしか馴染みがないが、さらに進むと
L:Fifty(五十)
C:Hundred(百)
M:Thousand(千)
などが出てくる。
IX(九)は「10-1」→「十(X)-壱(I)」であり、その順序を逆にして「IX」とする点に注意。
90(XC)や900(CM)も同様なのだ。
で、MCMXCIVは、①M・②CM・③XC・④IVと分解できる。
①Mは千、②CMは九百(千-百)、③XCは九十(百-十)、④IVは四。
並べると、千・九百・九十・四。
1994
関西国際空港(KIX)の開港年(1994年9月4日に開港)だね。
関連:関西国際空港(KIX)が開港20年!(1994年9月4日開港)
単にローマ数字に慣れていないために暗号に見えてしまうだけなのだwwwww
なお、ローマ数字では1-3999が表記可能だが、4000以上は不可能。
MMM(三千)はあるが、MMMMとは書けないからだ。
そして、0を表す表記は存在しない。