(2023年8月)
以前は、NETGEARのNASであるReadyNAS104(RN104)を使っていて、その後、2年ほど前に、ReadyNAS214(RN214)に移行し、今に至っている。
関連:[NETGEAR] ReadyNAS 214(RN214)を購入した件 [8TB×4台]
関連:[NETGEAR] ReadyNAS 214(RN214)のセットアップを行う [8TB×4台]
8TBを4台、X-RAID(RAID 5)で使っているのだが、空き容量が不足し、スナップショット(履歴保存)が取れない状態。
NASに入れるまでもない(=重要ではない)データも入れているので、それを他に逃がせば空き容量は確保できるが、ソルェはソルェで手間がかかる。
てコトで、新NASの購入を検討するが、残念ながら、NETGEARは個人向けのNASからは撤退した模様。
NASが高杉流
他社も検討するも、スペックが高いと、本体だけで15万円以上もする!
・4ベイ:QNAP TS-473A 2.5GbE
・6ベイ:QNAP TS-673A 2.5GbE
・8ベイ:QNAP TS-873A 2.5GbE
NASはQNAP以外にも、Synology(死呪爺)とか、ASUSTOR(ASUSグループ)とか、その他有象無象、各社ある。
NASは環境構築が終わると、以後はゐヂりたくないので、できるだけ多台数(=高容量)のモノを選ぼうとするとコノ惨状であり、また、パソコンに2.5Gbitの有線LANがあるので、NASも2.5Gbitにしようとすると、こうナッチまう。
HDDが高杉流
てコトで、既存のRN214内のハードディスク(HDD)を、容量の多いモノに変えようとすると、これがゴツ高い!
(2023-08-09 時点)
・1TBの最安:4,930円(4,930円/TB)
・2TBの最安:6,280円(3,140円/TB)
・4TBの最安:8,880円(2,220円/TB)
・6TBの最安:11,000円(1,833円/TB)
・8TBの最安:13,780円(1,722円/TB) ← 容量あたりの単価が最安
・10TBの最安:26,980円(2,698円/TB)
・12TBの最安:32,780円(2,731円/TB)
・14TBの最安:34,480円(2,462円/TB)
・16TBの最安:37,000円(2,312円/TB)
・18TBの最安:45,200円(2,511円/TB) ← RN214での動作確認済
・20TBの最安:54,000円(2,700円/TB)
・22TBの最安:71,999円(3,272円/TB)
RN214は、東芝のMG09ACA MG09ACA18TEのみとなるが、18TBまでは動作確認がされている。
関連:ReadyNAS Hard Disk Compatibility List
が、1台45,200円と、メティアクティア高ゐ!
18TBの容量あたりの単価は、8TBのソレの1.46倍もする。
昨今、SSD(特にM.2)の価格下落が激しいが、HDDはあまり下がらず、速度よりも容量を求める層には厳しい状況が続いている。
18TBを4台買った場合のコスト:45,200円×4台=180,800円
さすがにキツゐね…
EDA500
NETGEARのNASのオプションで、EDA500(EDA500-100AJS)というシナモノがある。
これは、5台のディスクを格納、NASとeSATAで接続し、台数を拡張するもの。
EDA500のページでは「RN300/RN500/RN700シリーズ対応」とあるが、
関連:EDA500のページ (NETGEAR)
別のページでは「RN200/300/500/700対応」とあるので、RN214にも使えるだろう。
関連:ReadyNASにあるeSATAポートは何に使用するのですか? (NETGEAR)
X-RAIDでは、ReadyNAS本体とEDA500それぞれにX-RAIDのボリュームが作成され、各筐体を跨がない構成になるとのコト。
関連:EDA500を使用した場合のボリューム構成はどのようになりますか? (NETGEAR)
「RN100シリーズのNASはEDA500に非対応となります」とあるが、これはアイドル時でもCPU占有率が100%に近い状態になッてルという、非力さのタメだと思われる。
関連:ReadyNAS214とReadyNAS104の新旧性能比較(NETGEAR)
なら、EDA500を買えばゐ~ン邪?と思われるが、EDA500はトックの昔に入手困難とナッテル次第!
挑戰者
で、
「尚、eSATAポートにつきましては「EDA500」以外に接続可能な機器の動作確認が取れてございません為、お客様でご用意されたeSATA接続型のHDD等のご利用に関しましては非サポートとさせて頂いております。」
とあるが、自己責任でヤレば、EDA500風に拡張して使えるン邪ヌェ?という作戰だが、9年も前に、RN10200(2ベイ)で同様のコトを試した先人が居た!
関連:裸族の集合住宅5Bay SATA6G USB3.0&eSATA CRSJ535EU3S6G(1)
関連:裸族の集合住宅5Bay SATA6G USB3.0&eSATA CRSJ535EU3S6G(2)
上記を読むと分かるが、RN10200に裸族の集合住宅 5Bay CRSJ535EU3S6G(廃版)をeSATA接続でツナグと、EDA500と認識され、普通に使えるように見えるも、メティアクティア不安定で使い物にナラヅ、USB接続でも同様で、断念/弾念したとユ~モノ。
コレを熟読(ぢゅくドク)すると、「あぁ、ヤップァルィ純正のEDA500以外はハヂくようになッてるんヤロ?セヤロ?」てコトだが、上述の「RN100シリーズのNASはEDA500に非対応となります」からすると、当方のRN214はイケルのかもシレンと、危険な推察をシチマッタ次第!
選定
先人が使用した裸族の集合住宅 5Bay CRSJ535EU3S6Gは既に廃版となっているが、その後継の2機種は、今も入手可能である。
関連:裸族の集合住宅5Bay SATA6G USB3.0 eSATA CRSJ535EU3S6G2
関連:裸族の集合住宅5Bay Type-C (CRSJ535EU3C)
共にディスクが5台入り、eSATA接続ができるものだ。
だが、EDA500は5台のディスクが入るが、別に全てを埋める必要はない。
なので、「EDA500風のソレ」を選定するにあたっては、5ベイ品である必要はない。
てコトで、当方が選択したのは、4ベイ品の以下である。
関連:ロジテック LGB-4BNHEU3 USB3.0 eSATA 4ベイ
RAID機能を持ったLHR-4BRHEU3という機種もあるのだが、今回の用途では不要なので、RAID機能のないLGB-4BNHEU3を選択。
内蔵するHDDだが、とりあえず余ってる3TB×4台を入れてみて、1週間ほど様子見、「EDA500風」つまりRN214の「子機」として使えることが確認できれば、8TB×4台に換装すればよい。
到着
てコトで、ヴツが到着。
# 頭3文字が違(チャ)うLHR-4BNHEU3はロジテック直販モデルだが、中身は同ヂ。
使えるディスクは、公式サイトでは14TBまで(取説では8TBまで)となってる。
コレを単体で使うのなら何てコトはナイが、本作戰は、色々書ゐてキタように、ソ~邪無遺唐!
これから作戰を開始するが、斃れた先人のように「子機」として使えなければ、USB3.0で単体使用するかね…
(長ゐンで続きは以下)
関連:[Logitec] LGB-4BNHEU3をRN214で使う [NETGEAR]
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