(2022年5月)
以下に関するハナシ。
関連:[レビュー] Core i7-6700→Ryzen 5 5600G (換装) H170M Pro4→TUF GAMING B550-PLUS [Zen3]
ビデオメモリーの容量の変更
内蔵ビデオ(Vega)使用時のビデオメモリーの容量は、メインメモリーが32GB時、512MBが割り当てられていたが、これは任意に変更可能である。
変更方法は、BIOS/UEFIに入り、
詳細>ノースブリッジ設定>UMAフレームバッファサイズを「自動」から変更する。
英語表記の場合は、
Advanced>NB Configuration>UMA Frame Buffer Size となる。
16GBは、メインメモリーが32GB以上でしか設定できない。
↑16GB選択時
タスクマネージャーでも、専用GPUメモリが16GBとなッてるンが分かるだろう。
当然ではアルガ、内蔵ビデオのビデオメモリーはメインメモリーから取っているため、メインメモリーのクロックを上げると、内蔵ビデオのパフォーマンスが上がる。
PC4-17000(DDR4-2133)のクロックを上げてPC4-22400(DDR4-2800)相当にした時、
↑DRAM Frequency:1400MHz
内蔵ビデオのメモリークロックも1400MHzになってる。
↑Memory:1400MHz
クロックを上げる方法は先述の通りだが、上げスギル/杉流と起動しないので注意。
上げたムァムァ運用する際は、その状態で負荷を掛けてもOKかを確認するコト。
GPUの共存
なお、この項目に於いて、
IGFX Multi-MonitorをEnabledにすると、PCIeに挿した外付けGPUと、内蔵GPUを共存させられる。
外付けGPUだけの出力をしている場合、内蔵GPUを有効にしても意味ナゐンでは?てコトだが、共存させると、内蔵GPUを使ったハードウェアエンコードが使用可能になる。
# 例えば、AviUtlのVCEEnc(AMDのVCE=VideoCodecEngineを使用したエンコード)など。
OBSで配信と同時に録画を行う場合、配信と録画を各々別のGPUで行うことが可能になる。
以下の構成のマシンの場合、
CPU:AMD Ryzen 5 5600G
M/B:ASUS TUF GAMING B550-PLUS
CPU:GeForce GTX 1660 Ti AERO ITX 6G
・H264/AVC Encorder (AMD Advanced Media Framework) ← 5600G内のGPU(Vega)
・NVIDIA NVENC H.264 ← GTX 1660 Ti
・x264 ← CPU
双方ともにハードウェアエンコードにするコトで、CPUに負荷を掛けない配信&録画がデキル。
また、システム>ディスプレイ>グラフィック にて、どのアプリ/グェ~ムでドチラを使うかを設定できる。
・Windowsでの自動決定(高パフォーマンス)
・省電力
GPU:AMD Radeon Graphics
・高パフォーマンス
CPU:NVIDIA Geforce GTX 1660Ti
映像出力ケーブルを接続してない側を選択しても、選択した側の処理は、映像出力ケーブルを接続した側経由で出せるので、ケーブルの接続を気にする必要はない。
内蔵CPUを共存させた場合の、アイドル時の消費電力増は、微々たるモノである。
なお、Intelの内蔵ビデオ(HD/UHD Graphics)の場合でも、同様に共存が可能だ。
関連:Intel HD Graphics(内蔵ビデオ,iGPU,QSV)とビデオカード(NVIDIA GeForce,NVENC)を共存させる方法
関連:[ASUS] AI Suite 3での電源投入後のロゴ画像の変更方法 [TUF GAMING B550-PLUS]