(2020年12月)
少し前、SE-90PCIという、ONKYO(怨凶/狂)の高音質サウンドカードについて書いた。
関連:[ONKYO] SE-90PCIをWindows10(20H2)で使う [高音質サウンドカード]
SE-90PCIは2枚持ってるモノノ、PCIスロットがない現行マザーボードでは使えないので、PCIスロットのあるサブマシン(Z77 Extreme4)に1枚を挿し、もう1枚は...という内容だったンかはシラン(SILANE)。
で、ソコでもティラット♪書いたのだが、PCI ExpressスロットをPCIスロットにするキワモノが存在する。
このようなキワモノを使えば、PCIスロットがデキルので、SE-90PCIを使うコトが可能になる。
で、今回入手したキワモノは、以下である。
関連:TXB024(PCIe to Dual PCI Converter Slot Card)
内容物は、PCIe基板、PCI基板、青いケーブル(USB3.0)、電源変換ケーブル。
今回の目的は、1枚のPCIカード(SE-90PCI)だけなのだが、2スロットを用意できるシナモノ(TXB024)を発見した次第。
PCIe x1を使用し、青いケーブルで引き回し、PCIを2スロット作りダス、明らかなキワモノ。
↑注:電源変換は使ゐませン(後述)
ソコまでして、過去の遺物であるPCIカードを使ゐたゐンか!というハナシ。
2020年の現代に於いて、カセットテープを使ゐ続けるロ~ディンが如くかはシラン(SILANE)。
ケーブルは、筐体の外にも出せるよう、バックパネルに切込みが入っている。
本品の変換チップは、ASMedia TechnologyのASM1083であるコトが分かっている。
関連:ASM1083 (ASMedia Technology)
TXB024にPCIカードを挿す時、向きに注意!
コレ、逆向きにも挿せてしまう!
スペースの長い方がケース後方なので、シッカリ確認するコト!
格納スペース
メインマシンのマザーボードH170M Pro4はMicroATXであり、ケース(筐体)はATXである。
なので、マザーボードの下部に若干のスペースがある(=MicroATXとATXの差)。
このスペースに、今回のTXB024を固定すれば、PCIスロットが2つ増えるという算段だ。
入手後に収まらないと悲惨なンで、空きスペースのサイズは事前に測っておいた。
カードのサイズ(実測)
・縦:56.1mm
・横:132.3mm
・高さ(=基板+スポンジの厚み、白スロット含まず):9.7mm
このサイズは、一般的なMicroATXとATXの差があれば、設置可能と思われる。
以下は、商品ページの記載
・PCIe基板サイズ:61×58mm(USBインタフェースを含む全長は68mm)
・PCI基板サイズ:132×56mm
・USBケーブルサイズ:約60mm
TXB024の裏側には、硬いスポンジと両面テープがアル。
これで、ケースの該当部分に貼り付けて固定する。
固定としてはココロモタナイが、バックパネルの差し込みとネジ止めでケース後方は固定されるので、外れるコトはないだろう。
動作にはSATA電源ケーブルでの電源供給が必要であり、変換(ペリフェラル→SATA電源)が付属してる。
サブマシンで動作チェック
で、まずは、サブマシンでTXB024の動作確認をした。
メインマシンはゴティアゴティアしてるので、付けて不動、TXB024の不良だと困る。
なので、TXB024に不良がないかを、サブマシンで調べておくのだ。
2ツのPCIスロットの両方とも、同時に動作するコトを確認する。
TXB024は挿すだけで認識し、ドライバーは不要だった。
メインマシンに取り付ける
PCIeは、ビデオカード(GeForce GTX 1660 Ti 6GB)直下の「PCIE3」に挿す。
「PCIE2」は、ビデオカードに隠されてしまうので使用不可能だ。
「PCIE3」はビデオカードファン至近なので、青いUSB3.0ケーブルがファンに接触しないように取り廻す必要がある。
SE-90PCIだけだと無駄な気がするので、USB増設カード(USB2.0)も挿しておく。
トラブル(虎舞竜)発生!
だが、何故か、両方とも認識されていない。
サウンドデバイスにSE-90PCIが出現しないし、USB増設カードにUSBメモリーを挿しても認識しない。
つまり、両方とも認識されていない。
片方のみとしたり、TXB024のPCIe側の挿す位置を変えたり、ビデオカードを外したりして試すが、認識せず。
マザーボードとの相性か?とも思われたのだが、給電を電源から直接取ると認識した。
サブマシンでのテスト時には、付属の変換ケーブルは使っていなかったので気付かなかったのだ。
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付属の変換ケーブルがクサッてるのかは、面倒なンで確認シナイ!
TXB024には3.3Vの供給が必要だが、ペリフェラル端子を変換したSATA電源ケーブルには3.3Vは供給されないので、電源ユニットから直接出ているSATA電源ケーブルを使ゑ!
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各スロットの右側にあるジャンパーピンは、供給する電圧を指定するもの。
普通は、両方とも上側(3.3V)にしておく。
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てコトで、無事に2枚とも認識。
USB増設カードは、USB2.0までなので使わンけどwwwww ← 取れ耶!
なお、SE-90PCIにはコンデンサー等が大量に付いているので、ケーブルの取り廻し時に接触し、部品の足を曲げないように留意するコト。
何度も曲げてルと、足が折れてプォルォット♪取れてシまうサカゐ/堺!
SE-90PCIのドライバー
で、SE-90PCI、サブマシンではドライバが見つからず、別途探して入れたと書いたが、メインマシンでは何故か勝手に入った。
但し、音は問題なく出るが、バージョンが1ツ古い(v5.12.1.3656,2010-06-30)。
以前書いた方法で、最新のドライバーにしておく(v5.12.1.3657,2013-03-15)。
ムァ~、コ~して現行マザーボードでも使えるようになったSE-90PCI、動作には問題ないのだが、直挿シのサブマシンに比べ、音がイマイチな気がする...
変換で音が変わるというコトはアリエナゐハヅだが...
SE-90PCIのRCA(白赤)には、変換等を使って直接ヘッドホンを挿せるが、一般のヘッドホン端子ほど音量は大きくできず、音楽やヘッドホンによっては、音が小さいかもしれない。
より音量を上げるにはアンプやスピーカーにツナグ必要があるが、大音量で音楽を聴く基地外でもナゐ限り、普段使いではギリギリ間に合う範囲かはシラン(SILANE)。
SE-90PCIの謎な点
SE-90PCIにはRCA(アナログ)とS/PDIF(デジタル)の2ツの出力があるが、
RCAにヘッドホンを挿し、デジタルには何も挿していない状態で、音楽の再生中に出力をRCA→デジタルに切り替えると、ヘッドホンから音がするのはなンで?
しかも、音質が若干違う...
ムァサか、VLSC(Vector Linear Shaping Circuitry)の有無を切り替えているのでは?
・アナログ時:ON
・デジタル時:OFF
ンなコトがあるのかは一切シラン(SILANE)。
類似カード(PCIe→PCI×2)
電源は、FDDの4pinから供給。
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電源入力が3系統で柔軟、カード固定枠もある。
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関連:PCI-E Express X1 Dual PCI Riser Extender Card Adapter
USB端子と電源の向きがアレなンで、カードや周辺と物理的に干渉する可能性が高い。
参考:メインマシンの構成(2020年12月)
・CPU:Core i7-6700(Skylake)
・M/B:H170M Pro4(ASRock)
・RAM:32GB(8GB×2枚+8GB×2枚)
・GPU:GeForce GTX 1660 Ti AERO ITX 6G(MSI)
・SSD(Cドライブ):SDSSDXPM2-500G-J25(500GB,M.2,SanDisk)
・サウンド:SE-90PCI(ONKYO) ←NEW!!
・モニター:EB321HQUBbmidphx(31.5型,WQHD,Acer)
・電源:MPX-7501-AMAAB-JP(750W,CoolerMaster)
・OS:Windows10 Pro(64bit)
関連:[Roland] UA-1X(USBオーディオ)について [EDIROL]
関連:[松下] SL-CT430(ポータブルCDプレーヤー) [Panasonic]
関連:[Komoda] 薦田(コモダ)のカセットテープが廃番に! [2020年]
関連:SE-90PCI(ONKYOのサウンドカード)の使用とドライバーについて
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