バッドセクタのあるディスクをミラーの片方とし、交換せずにそのまま運用していた(笑)が、その状態で、Debian7.5が出たのでアップデート。
アップデートは問題なく完了したが、
Can’t connect to local MySQL server through socket…/run/mysqld/mysqld.sock
とか、phpMyAdminでも、一部のテーブルに於いて、
MySQL server has gone away
とか、出るようになった。
gone away(逝った)
とあるが、
mysql -u root -p
でログインし、
show databases ;
で、データベースの存在が確認できる。
Debian7.5にアップデートしたのが原因なのか?
とも思ったが、バッドセクタのあるディスクを取り外し、スペアを投入すると、エラーはなくなった。
運悪く、バッドセクタのある場所に関連ファイルがあったのかね…
バッドセクタのあるディスクを載せたまま起動すると、起動プロセスでエラーが表示されるが、起動は可能。
だが、非常に時間がかかる。
以前も書いたが、
sda、sdb、sdc(スペア)
としており、何かあった場合の準備はしていた。
バッドセクタのあるsdbを取り外し、再起動をかけると「デグレード状態」となるが、sdcがsdbとなり、自動的にリカバリが開始される。
リカバリが完了すれば、元通り両肺で運用できるが、スペアが実戦投入となりなくなったので、追加しておかなければならない。
同型式のディスクでなくてもスペアにできるが、同型式の方が精神的には良い?
# 同型式であるから同時期に逝く可能性があり、リスクは高まるかも。
最終的に、バッドセクタのあったディスク(元sdb)のバッドセクタ数は、14。
このようなことがあるから、バッドセクタが生じたハードディスクは遊んでないで、速やかに交換しよう。
また、同じ型式の場合、不良ディスクがどれかをシリアルナンバーで決めるのだが、ハードディスクを筐体に格納した場合、シリアルナンバーが見えにくいことがある。
シリアルナンバーを転記し、見やすいところへ貼っておくと良いだろう。
関連:バッドセクタ数:15→10→9→5→9wwwwwwwwww
関連:(Debian7.4)ミラーリングのスペアディスクの追加と自動リビルド(再構築)
関連:Debian7.4でWEBサーバーを立てる(Apache,MySQL,PHP,phpMyAdmin,FTP)
なお、取り外したバッドセクタのあるハードディスク(元sdb)をWindowsマシンにつなぐと、以下の通り。
C5:代替処理保留中のセクタ数:00000000000E
C6:回復不可能セクタ数:00000000000E
まぁ、よくある組み合わせのエラーではある。
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