Bluetooth接続のヘッドセット(SoundPEATSのQ800)を入手したので、レビューする。
SoundPEATS(サウンドピーツ) Bluetooth ヘッドセット Q800
箱の外観は、以下。
箱を開けたところ。
内容物は、本体、説明書、マイクロUSBケーブル、イヤーピース、ケーブル留めとなっている。
イヤーピース(本体付属を含め3サイズ)とケーブル留め。
ケーブル留めは、本体にも2個付いているが、劣化して破損した際の交換用になる。
左右の先端には操作部があるが、光沢があるので、傷や指紋、手垢が気になるだろう。
イヤーピースは、左右の先に磁石で付くようになっている。
Q800を首にかけたままで、イヤーピースだけを外した場合、磁石で止めておくとブラブラしなくて済む。
磁石の強度は、自然に外れることのない程度で、強くはない。
意図的に弱くしてあるのだろうが、意図せず外れることもあるので、もう少し強い方がいいだろう。
先端は視野外になるので、磁石で止める際には手探りが必要。
イヤーピースから出ているケーブルの向きにも注意しないと、しっかり止まらず、外れてしまうことになる。
装着時の左側には、先端から「再生/一時停止」「次」「前」のボタンがある。
右側には、先端から「電話」「音量小」「音量大」のボタンがある。
右側にはさらに、電源スイッチ、マイクロUSBコネクターがある。
マイクもあるようだが、その穴は確認できなかった。
マイクロUSBコネクターに付属のマイクロUSBケーブルを接続し、充電を行う。
充電時間は2-3時間で、待機100時間、音楽10時間、通話12時間と、説明書にある。
左右をつなぐ部分は柔軟な素材となっており、よく曲がる。
この部分を首にかけて身に付け、イヤーピースを耳に入れて装着する。
この特殊な形状を見ると、結構邪魔ではないかと思われるが、実際に付けてみるとそうでもない。
本体重量の大半が首にかかり、耳にはイヤーピース程度しか重さがかからないので、長時間付けても苦にならなかった。
# 本体重量は約30gなので、首が痛くなることもない。
電源スイッチをONにスライドさせると、電話ボタンが赤青に点滅し、自動的にペアリングモードになる。
その状態でBluetooth機器一覧を見ると「Q800」が表示されているので、タップして選択する。
ペアリングに成功すると、「Your headset is connected」と、女性の声がする。
電源スイッチをOFFにスライドすると、「Power off」「ピー」と鳴って、電源が切れる。
一度ペアリングしておくと、Q800の電源OFFの状態から、スイッチをONにスライドさせると、
「Power on」→「Battery level full/high/medium/low」→「Your headset is connected」と声がして、自動的に接続される。
この際のペアリングは非常に速い!
Bluetooth機器は何台か持っているが、電池残量を人声で通知するのは、今回が初めてである。
Q800はBluetooth v4.1に対応しているので、Bluetooth v4.0以上に対応している再生機(iPad Airなど)であれば、Q800のバッテリー残量をiPad Airで知ることができる。
# 72%とあるのは、iPad Airのバッテリー残量
以下、iPad AirでのYouTube(アプリ)再生時に於ける振舞い。
音量ボタンを押すと、画面上の音量表示が上下に1メモリ動くと同時に、音がする。
・ボリューム中時「ポ」
・ボリューム中~高時「ポポ」
最小時は「ポー」となって、これ以上下がらないことを知らせる。
最小にしても無音にはならない。
最大時は「ポー」となって、これ以上上がらないことを知らせる。
押し続けても継続変化はしないので、ボタンを連打する必要があるが、早く連打しても付いてこないので、間隔を開ける必要がある。
動画を再生していない時や一時停止している時は、ボリューム操作は無効になる。
電話ボタンを押すと、Siriが出現する。
マイクが内蔵されているので、そのまま話すことができる。
電話を押すと、Siriを終了し、YouTubeに戻る。
音質であるが、ヘッドセットにしては高音質。
中音主体でコモった感じのQ9Aに比べると、高音が出ており、低音は少し強調されている。
音楽を聴くなら、Q9AよりもQ800が向く。
ただ、他のイヤホン/ヘッドホンに比べると、ボリュームを最大にしても、音が小さい感がある。
左右のボタンは目で見えない範囲にあるので、ボタンの配置を覚えなければならない。
左に3ボタン、右に3ボタンであるから、容易に覚えられるだろうが、とっさの時は迷うだろうね。
イヤーピースを耳から外し、Q800を首にかけたままにでき、その状態でも落ちない。
落としたり、忘れることもないだろう。
追記:Q800を装着したまま長時間のPC作業を行ったが、耳の疲れはQ9Aよりも少なかった。
Q9Aは耳にかかる重量的負担があるが、Q800はその大半が首にかかるので、耳は痛くならないのだろう。
首の痛みもないので、長時間付けるなら、Q800の方が私には適する。
iPad Airに接続したまま隣の部屋に移動しても、途切れることはなかった。
なお、機器に接続してはいるが、音声がない状態の時、イキナリ「Battery level high/medium/low」と言い出すことがあるので注意(笑)
バッテリー残量の定期報告なのか?
また、Q800は複数の機器に同時接続できる。
例えば、iPhoneとiPadに同時接続できるが、音声はミックスされるわけではなく、片方からしか聞こえない。
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