私は、音楽プレーヤーを多数持っている。
出先用のカバンには、この内のどれかと、イヤホンを入れてある。
そこに入っているイヤホンは、自宅で使用するものとは別で、屋外専用である。
というのも、室内と兼用だと、持ち出す際に室内を探さねばならないからだ。
机周辺にあるかもしれないし、ベッド周辺にあるかもしれない。
出かける前の多忙な時に探していると、電車に乗り遅れかねない(笑)
というコトで、出先用のカバンに入っている音楽プレーヤーとイヤホンは、屋外専用なのだ。
Bluetoothのヘッドホンやイヤホンを屋外で使うという手もあるが、バッテリー切れで使えないと意味がないので、有線式が好ましい。
それに、屋外用の音楽プレーヤーは、iPod nano(第2世代)だったりiPod classic(第4世代)だったりして、Bluetoothに対応していないしね。
また、屋外でオーバーヘッド式のヘッドホンは目だってイヤ(笑)ので、耳に入れるカタチのイヤホンを選択。
というコトで入手したのは、audioMXのEM-11Bというイヤホン。
AudioMX EM-11Bインナーイヤーステレオイヤホン(ブラック)
有線接続なので、電池切れの心配がない(音楽プレーヤー側の電池切れには注意)。
箱の外観は、以下。
非常に小さい箱である。
箱を開けると、以下。
ハダカで入っているのかと思ったら、ケース入りであった。
昔、イヤホン(耳に入れるが奥までは入れないモノ)を買ったら、巻き取り式のプラスティックのケースに入っていたよね。
ケースはグルッと1周して開けるタイプ。
ケースを開けると、以下ような感じ。
左側にパーツと説明書、右側にイヤホンが入っている。
説明書は、日本語に対応。
内容物を、全て取り出してみる。
パーツの内訳は、以下。
耳に挿す部分は、三種類の大きさが付属しており、1組は装着済、2組はこの小袋に入っている。
小袋の中には、ケーブルを服に止める際のクリップも入っている。
ヘッドホンの全景。
ケーブルは平型。
プラグ先は、L字型となっている。
4極なので、iPad Airなどの対応機種であれば、曲の再生、停止、次の曲、前の曲の移動が可能。
プラグ先から上っていくと、左右の分岐部分がある。
この分岐部分は移動できず、固定されている。
さらに上っていくと、右(R)側に操作部がある。
この操作部、アマゾンの写真ではかなり上方あることになっているが、
実際は上方から20cmくらいのところ(中央-中央間)にあるので注意。
操作部には、操作ボタンと、+-のレバーがある。
+-のレバーはボリュームの調整であり、スライドさせることができ、スライドさせるとそこで止まる。
この操作部の裏には小さな穴があるが、これはマイクである。
さらに上がって、頭の部分は以下。
イヤーピースは引くことで外すことができ、付属のイヤーピース(サイズが異なる)に交換することができる。
イヤーピースの交換など不要と思っている人は、交換する利点を考えて欲しい(後述)。
iPad Airにて、iOSのアプリ「ミュージック」での振舞いは、以下の通りであった。
操作ボタンを1回押すと、再生、一時停止。
2回押すと、次の曲。
2回目を押し続けると、早送り。
3回押すと、前の曲。
3回目を押し続けると、巻き戻し。
操作ボタンを1回押し続けると、Siriが出現。
操作部の裏にマイクがあるので、そのまま話すことができる。
再生中であっても、操作ボタンを1回押し続けるとSiriを呼び出すことができる。
Siriが出ている状態で操作ボタンを1回押すと、音楽再生に戻る。
Siriに「ミュージック」と話すとミュージックが立ち上がり、「次の曲」と話すと再生中の曲をスキップして次曲へ移る。
Siriに次や前を指示するよりも、操作ボタンで操作した方が、当然早いけど。
このような操作はプレーヤー側により異なるので、全ての機器で操作できるとは限らない。
4極に対応していないiPod nano(第2世代)やiPod classic(第4世代)などは、ボリュームの調整はできるが、操作ボタンは無効(何も起こらない)である。
音質に関しては、イヤホンにしては珍しく?中音~高音重視かと思われる。
ボリュームを上げると低音もそれなりに出るようではあるが、中音~高音も強くなるので、低音を重視する人は、プレーヤーのイコライザーで調整しよう。
追記:しばらく聴いていると、低音が出てくるようになったような…
個人的に気に入ったのは、ボリュームの調整の部分。
アナログ的で使いやすいのだ。
サッと-側いっぱいに動かせば、音は消える。
以前、他社の4極イヤホンを使っていたことがあるが、音量の調整はできなかったのでね。
昔のiPodに見られた円形の操作部をなぞっての音量調整はどうも慣れないが、イヤホン側で調整できるのなら問題なくなる。
ただ、-側いっぱいになっていることに気付かず「音が出ない!」とならないように(笑)
気になったのは、左(L)と右(R)の表記。
デザインを重視するためか、ケーブルとの根元にわずかに見られるだけ。
暗いところでは分からないだろう。
まぁ、操作部が右(R)についていると覚えておけば、この点は問題ないだろう。
iPod touchなら、第5世代移行に付属している、EarPods(私も持っている)。
音質は高いとされているが、耳から取れやすいのが難点。
EM-11Bは耳に入れるタイプ(インナーイヤー型)なので、取れることも少ない。
ケーブルの断線などを防ぐために、面倒でも、付属のケースやその他の袋に入れて持ち運ぶようにしよう。
また、付属のイヤーピースを付け替えてみることをオススメする。
自分が思っているサイズが、必ずしもフィットしているとは限らないからだ。
中サイズが付いている場合は、小サイズに変えて試してみよう。
インナーイヤー型は、耳に入れる深さにより、音が変化するためだ。
関連:イヤホンのイヤーピースについて – 小だけでなく大も試そう!
イヤーピース交換の際は、一旦イヤーピースを裏返すようにすると、交換しやすくなる。
追記:EM-11BにiPodを接続し、最大音量で一晩放置し(当然耳には入れない)エージングすると、低音が出てくるようになった。
エージングの際の漏音が気になるのなら、布団などに包(くる)むと気にならなくなるだろう。
音質云々を言い出すと、ハイレゾに行きたくなってしまうね。
普段聴いているのは、CDレベル(44.1kHz,16bit)もしくはそれ以下であるので…
本品はハイレゾ対応ではないが、音質は元のファイルや再生機による部分も大きいので。
今回はEM-11B(ブラック)を選択したが、ケーブルが緑/黒のEM-11G(ミントグリーン)もあるようだ。
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なお、アマゾンでは類似の型式であるEM-12B(ブラック)やEM-12R(レッド)が販売されているが、EM-11とは音質は異なる模様。
アマゾンにレビューが上がっているので、参考にされたい。
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