1972年5月13日
千日デパート火災(大阪府)
大阪でもニギわっているエリアにある建物、今はビックカメラ なんば店になっている…
火災発生物件は多くの場合取り壊され、その跡地に新しい建物を建てて運用するが、本物件は取り壊すことなく使用されている。
地階はパチンコ屋、1-7階は上述のビックカメラなんば店(4階にはビックカメラの完全子会社であるソフマップのなんば店も)で、8階には100円ショップのキャンドゥなんば店などがある。
上階にアガるには、建物中央のエスカレーターを使うが、北端にあるエレベーターも使える。
エレベーターはガラス張りになっており、眼下には阪神高速やアムザ1000との間の空間が見える。
スィシャ118名(トヴィ降の22名含む)が出た7階は、ビックカメラのゲーム・音楽/映像ソフト・おもちゃ・ゴルフ用品売場であるが、当時の7階と一致しているかは不明である…
建物名としては、エスカールなんば(ESCALE NANBA)と呼ぶらしい。
千日デパート時代の1960年には屋上に観覧車が設置された。
千日デパートよりさらに遡ると墓場であり、隣のアムザ付近は刑場であり、今でもアムザの東隣は墓場(三津寺墓地)である。
大阪でもニギわっているこのエリアが、昔はケイジャウやハカヴァだったのである。
北側の搬入口横に、千日デパート火災の犠牲者の冥福を祈るために建てた「光明地蔵」がある。
アレから四十四年…
関連:千日デパート火災