Amazonベーシック 軽量三脚 150cm WT3540を入手。
Amazonベーシック 軽量三脚 150cm WT3540
三脚は、天体撮影、夜間撮影、夜景撮影、動画撮影などの際に必要。
最近は、タイムラプス撮影にも必要かな?
昼間の風景撮影でも、ごく小さいブレを嫌うプロは使うだろうね。
三脚は千円程度でも入手可能だが、安物を買っても、結局不安定(ブレる)とか、途中で壊れたりとかで、途中で消えてイクことになる。
イイ三脚は長く使えるので、数万円する高級三脚を買えばそれで済むのだが、やはり安いモノの方がイイことと、高級三脚では面白くナイことから、価格と質のベストを探した結果が、このアマゾン三脚。
このアマゾン三脚、人気なようで、「4~6か月以内待ち」となっていたが、
現在は解消されており、入手可能である。
二千円前後の三脚にしてはよくデキているトコロが、Amazonベーシックらしい。
クイックシュー、段数は3段、3WAY雲台。
・耐荷重:2.9kg
・商品素材:アルミ
・最大/最小パイプ径:25/17mm
・縮長:62cm
・全高(エレベーター伸時):158cm
・最低高:60.5cm
・石突:ゴム石突
アマゾンから届いた状態
開封
ケース(袋)に入っている
クイックシュー部
クイックシューを外したところ
クイックシュー
手で回せる(コインなどは不要)
雲台部分
先端の石突はゴム石突(回転する)ので、キッチリ設置できる(設置面がナナメにならない)。
先端のゴム石突
下部のフックは、錘(オモリ)を吊って安定させるモノだが、揺れない錘でないと意味がないというか、逆に揺れを発生させるコトになるwwwww
下部のフック
PET飲料などが入ったコンビニ袋ではNGで、錘自体を地面に接地させる必要がある。
プラスチックの握りが付いており、寒い時には便利(アルミは冷たい)。
プラスチックの握り
水平器があるが、カメラ内の水平器を使うので、私には必要ない。
水平器
α55(SLT-A55V)を載せたところ
では、このアマゾン三脚に載せて撮った作例を。
皆既月食 2014年10月8日
F8, 1/2秒, ISO3200
皆既中で暗いが、シャッタースピードを長くすれば月が動いてしまうため、ISO感度で補っている。
そのため、皆既時はノイズが目立つね。
カメラはα77II(ILCA-77M2)、使用レンズは70-300mm F4.5-5.6 G SSM(SAL70300G)。
合計重量は、726g+760g=約1.5kg。
この三脚の耐荷重は2.9kgなので範囲内だが、割と重い組み合わせ。
部分月食(突入方向) 2014年10月8日
F8, 1/100秒, ISO200
対象は月なので、レンズは上を向いている。
皆既月食撮影時の様子(この後、さらに上を向いていく)
それでもキッチリ保持できたね。
望遠端MAX(35mm換算で450mm)であり、かつ絞っており、F8だ。
ブレには注意する必要があるが、写りはイイでしょ?
千円程度での三脚では、安定しないので確実にブレてしまい、この撮影はできなかっただろう。
エレベーターを使うと158cmまで上がるので、α77IIの三軸チルト液晶+ライブビューだと実に快適だ。
空を見上げるカタチなので、ライブビューがないと無理な姿勢となり、非常に疲れてしまう。
さらにα77IIは二軸ではなく三軸チルトなので、液晶の動く自由度が高い。
α77IIの特長である三軸チルト
月は動いていくので、450mmだと頻繁にカメラを動かして構図を調整しないと、月がズレてしまう。
部分月食(回復方向) 2014年10月8日
F8, 1/50秒, ISO100
そのようなハードな使用にも、この三脚は耐えたね。
三脚欲しいけど、数万円もするのは…という方は、マズはこのアマゾン三脚(WT3540)からはじめてみよう。
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