ミノルタ時代の代表的なマクロレンズ、ミノルタ AF MACRO 100mm F2.8。
ミノルタ AF MACRO 100mm F2.8
100mm F2.8 MACROは、以下のように4種(4代)ある。
④ SONY 100mm F2.8 Macro SAL100M28
現行品は、④のソニーのマクロ(SAL100M28)。
初代の①が1986年11月に出て、フォーカスホールドボタン付きの②が1993年6月に出て、ADI調光対応の③が2000年9月に出た。
その後、ミノルタはコニカミノルタになったものの、2006年にカメラ事業から撤退。
ソニーに引き継がれた後の2006年7月に④が出て、現在も販売中。
本投稿は①の初代であり、28年前のレンズ。
ADI調光に対応していないのでフラッシュ使用時に難あり(距離情報取得不可)で、AF時にフォーカスリングが回転するが、今も問題なく使える。
ミノルタといえば このマクロでショ~! というくらい、100mm F2.8 MACROは有名なマクロ。
最短撮影距離は、35cmだ。
100mmなので室内では望遠だが、離れたまま撮れるマクロなので、寄らないまたは寄れない場面(ムシとか)に向く。
寄らないので、30mm F2.8(SAL30M28)のように、自分の影が入らないしね。
で、分解した時に、マウント端子から伸びているフィルムケーブル、注意しないと切れるな~と思っていたら、切れた罠wwwwwwwwww
切れたフィルムケーブル
終~了~ (鬱村Produce)
だけど、カメラに取り付けたら、問題なく使えるのねwwwwwwwwww
AFも可能だし、絞りも問題ない。
絞りは、ツメで行っているハズ。
絞り制御ツメ
となると、この切断で影響を受けるのは、フォーカスレンジリミッター?
フォーカスレンジリミッター
まぁ、フォーカスレンジリミッターは使用しないので、問題ナイwwwwwwwwww
普通、短焦点レンズだと、フィルムケーブルがないのよね。
レンズ接点の先にチップはあるが、その先がない。
接点裏はチップで止まっており、ケーブルはない(別レンズのモノ)
ズームレンズは、その時のズーム状態をBODYに伝える必要があるので、フィルムケーブルが要る。
ズームレンズの内部(別レンズのモノ)
で、今回のマクロは短焦点レンズであり、ズームレンズではない。。
しかし、何故かフィルムケーブルがある。
と考えると、今回のケーブル切断で影響を受けるのは、やはりフォーカスレンジリミッターと思えるが、フォーカスレンジリミッターのON/OFFを、カメラ側は把握しているのかね?
フィルムケーブルには数本の信号線があるが、切れたのは一部であり、切れた信号線は実は未使用とか?
まー、いいレンズなんで、4代ある一部でも使ったことがナイ人は、最新のソニー品(SAL100M28)を使ってみよう。
関連:MINOLTA AF 100mm F2.8 Macro での作例
旧型はヤフオクなどのオークションで探せるが、古いモノはカビに注意ね。
関連:MINOLTA AF 100mm F2.8 Macro のカビ問題
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