Googleウェブマスターツールに登録することの危険性

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Googleウェブマスターツールに登録すると、サイトのsitemapが提出できるようになり、作成したページにロボット(クローラー)を呼ぶことができる。

これで、公開したページをいち早くGoogleの検索結果に表示することが可能になるワケだが…

サイトを複数持っていると、(その全てを広く公開したい場合)、サイト全てをGoogleウェブマスターツールに登録したくなる。

それはそれで問題ないのだが、ウェブマスターツールに登録するということは、それら全ての所有者が同一であることをGoogleに証明していることなる。

他人のサイトを勝手に登録できないように、サーバーのルートにファイルを置くとか、ヘッダに特定の文字列を挿入するとかの方法により、サイトの管理者(ファイルを書き換えられる者)であるかのチェックを行っている。

よって、Googleウェブマスターツールのあるアカウント登録されたサイトの管理者は、全て同じということになる。

例えば、ウェブマスターツールにA~Eの5サイトを登録したとすると、その5つのサイト全ての管理者が同じということね。

1つのアカウントで複数登録できるから便利、ではあるが、問題なのは、サイトにペナルティーを受けた場合。

Thin contentとか、そういう類。

先の例だと、サイトAでペナルティーを受けた場合、他のB~Eでも同様に受ける可能性がある。

もちろん、A~Eが構造含め全く異なるサイトであれば問題ないだろうが、サイトを複数運営していると、何かしら似てくる部分が生じる。

その場合、AがNGなので、似ているBやCもNGにしておけ、となりかねない。

サイト所有者の何割がGoogleウェブマスターツールに登録しているのか、サイト全体の何割がGoogleウェブマスターツールに登録されているのかは分からないが、(Googleウェブマスターツールを知らないなどの理由で)登録されていないサイトも多いだろう。

サイトマップ経由ではなく、リンク経由でもロボットは回っている。

よって、意図的にウェブマスターツールに登録しないサイトを用意するのも必要かと思う。

無料ブログやTwitter、YouTubeなどであれば、サイトマップを提出しなくても、サイト構成や仕組みが分かっているのでロボットは集中的に回っているはずだが、それ以外はサイトマップがないと厳しい?

それは分かっているのだが…

上述のThin contentだが、一言で言えば「内容の薄いサイト」とのこと。

コンテンツが少ないとか、Wikipediaからのコピーばかりだとか。

となると、オリジナルのコンテンツであっても、作りかけのサイトがThin contentとしてペナルティーを受ける可能性が?

サイトの公開時期など、法人であれば別だが、個人であれば自由だろう。

完成してから公開するのではなく、書きかけで公開することもあるかと思う。

大学の課題ではないのだから、途中公開でも別に構わないと思うのだが、追って追記するという制作者の意図は、Googleには伝わらない。

ということで、その時点で「デデーン!アウト~!」と「Thin content」宣言されてしまえば?

あえてGoogleウェブマスターツールで「管理しないサイト」も、必要かもしれない。

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