サーバー(常時電源ON)として運用していた、PowerEdgeT105が、ダウン。
注:このサーバーではない。
関連:PowerEdgeT105のメモリー換装(動作確認メモリーの型式)
関連:PowerEdgeT105のCPU換装(2コアから3コアに)
電源が落ちていた。
そして、電源ボタンを押しても、電源が入らない(CPUファン回転せず)。
マザーボード上のReadyランプは点灯しているので、通電(待機状態)はしている模様。
勘により電源に不良と判断、別の交換することで起動できた。
懸念されたディスクの異常は認められなかったので、ダウンタイム間の損失はあるものの、復帰完了。
# ハードディスクだけでなく電源の二重化も必要だが、高いのね…
交換した別の電源は、自作向けに市販されている電源(24pinと4pin)。
予備として保管していたものだ。
勘と書いたが、勘もあるが(笑)、実はPowerEdgeT105は過去にもう1台所有しており、それにも全く同じ不具合があったからだ(昨年8月末)。
PowerEdgeT105は安サーバーではあるが、電源が弱いというのは困るね…
不良の生じた電源(以前の不具合品も同じ)
MODEL NO:L305P-01
DELL P/N:NH493
P/N:PS-6311-5DF-LF
DC OUTPUT:305W
たまたま不良にあたっただけであり、他のPowerEdgeT105は問題ないかもしれないが、2台続けて同じ不具合となれば…
PowerEdgeT105をお使いの方は、予備電源を用意しておいた方がいいかも。
なお、電源が落ちる前に、その予兆は全くなかった。
予備電源であるが、上にも書いたが、24pinと4pinがあれば、一般品で問題ない。
24pin
4pin
サイズは、ケース内に電源固定用のツメがあるので、長さ14cmが適するが、これより多少前後しても問題ないだろう。
赤矢印が電源の長さ、矢印右の青丸が電源固定用のツメ
短くても4ネジで固定するし、長い場合は、ツメを押し込めば、ツメ固定を無効にできる。
PowerEdgeT105であれば、総出力大きい構成で使うことはないだろうから、使い古した電源でも構わないだろうが、古すぎると20pinなので不適だ。
サーバーはケースが特殊でネジ穴が合わないものがあるが、今回は問題なかった。
ただ、上下反転はできないので、電源の上部または下部にファンのあるものは、事前に合うか、確認しておくべきだ。
また、今回の構成ではハードディスクが3台、光学ドライブが1台なので、SATA電源コネクタは4つでよい。
初期搭載の電源は、24pin×1、4pin×1、SATA電源×4、FDD電源×1という、シンプルな構成。
よって、電源によっては、電源コネクタが多過ぎて、邪魔になる場合があろう。
シンプルな、かつ、動作確認済の電源を、予備として保管しておこう。
使い古した電源だと、通電はするが、空冷ファンの軸が粘って回転できなくなっているものがあるので、そのあたりの確認も。
分解してファンを交換する手もあるが、新しい電源を入手した方が良い。
400W程度の新品の電源ユニットは、三千円くらいで入手できるようだしね。
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250Wだと二千円以下というものもあるが…ちょっと不安(笑)
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