WindowsXPの標準メールソフトであるOutlook Express6であるが、メールを受信するとxxx.dbxというファイルが保存フォルダに保存される。
保存フォルダの場所は各々のシステムにより異なるが、
ツール>オプション>メンテナンス>保存フォルダ
ツール>オプション>メンテナンス>保存フォルダ
保存場所(保存フォルダ)
で確認することができる。
メールを受信していくと、xxx.dbxというファイルが肥大化していき、これが
2,097,099KB (約2GB)
に達すると、
0x800c0133
というエラーが出て、メールが受信できなくなる。
これはOutlook Express6の仕様である。
これを改善するには、必要なメールを印刷するか、名前を付けて保存し、他へ書き出す。
そして、Outlook Express6を閉じ、
xxx.dbxというファイルを
xxx.dbx_bak
とリネームしてから、Outlook Express6を起動する。
すると、容量の小さいxxx.dbxが再生成されるので、受信が可能となる。
しかし、再度受信していくと、同じように肥大化していき、2,097,099KBに達すると同じ現象となる。
1ファイルの最大容量が決まっているようだ。
まぁ、Outlook Express6はWindowsXPの標準メールソフトであるが、WindowsXPのサポート期限が2014年4月に切れるので、このネタも不要になるだろう。
なお、後継Windows(7,8)にはメールソフトが入っていないが「WindowsLiveメール」というものが用意されている。
WindowsLiveメールはWindows Essentialsの一部なので、Windows Essentialsをインストールする必要があるが、途中でメールだけを選択しないと、不要なソフトまでインストールされてしまうので注意(パソコンの世界ではお約束)。
そして、WindowsLiveメールではこの容量上限(2,097,099KB)の問題が解決されているかは、知らない…
参考:エラー メッセージ “0x800c0133” が表示され、Outlook Express 6 で受信できない(M$)
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