以前書いた「いつのモノか忘れるくらい古い(笑)、LGA1156向けのマザー」というのは、ASRockのP55 Deluxe3というマザーボード。
P55 Deluxe3(ASRock)
LGA1156なので、上位であればCore i7-860とか使っている人とが多かったのかな?
が、私は違うッ!
オオ!
これはEE(Extreme Edition)か?
と思いきや、Core i7-870(笑)
Core i7-870(2.93GHz)
周波数の差、たった130MHz(笑)
大差なし(笑)
LGA1156のCPUは、
・Intel Core i7 800番台(Lynnfield)
・Intel Core i5 700番台(Lynnfield)
・Intel Core i5 600番台(Clarkdale)
・Intel Core i3 500番台(Clarkdale)
・Intel PentiumG 6000番台(Clarkdale)
・Celeron Dual-Core(Clarkdale)
・Xeon L3000(2コアモデル)(Clarkdale)
・Xeon L3000(4コアモデル)(Lynnfield)
・X3000番台(Lynnfield)
なので、このうちの一部が載る。
参考:P55 Deluxe3(ASRock)のCPUサポートリスト
用途によっては、別にCore i7 860でなくても構わない。
参考:LGA1156のCPU
世代を振り返ると、
■第一世代(Nehalemマイクロアーキテクチャ)
LGA1366(Bloomfield):975 Extreme Edition、965 EE、960、950、920等
LGA1366(Gulftown):990X Extreme Edition、980X EE、980、970等
LGA1156(Lynnfield):880、870、860等
■第二世代(Sandy Bridgeマイクロアーキテクチャ)
LGA2011:3970X、3960X、3930K、3820等
LGA1155:2700K、2600K、2600等
■第三世代(Ivy Bridgeマイクロアーキテクチャ)
LGA2011:4960X、4930K、4820K等
LGA1155:3770K、3770等
■第四世代(Haswellマイクロアーキテクチャ)
LGA1150:4770K、4770等
となってる。
P55 Deluxe3で使っているCore i7 860はLGA1156であり、LGA1366の後だから二世代目?と思ってしまうが、実は第一世代なんだね。
LGA1156は、比較的短命に終わったんじゃないかな?
このマザーまでは、ASUSTekやGIGABYTE、MSIを選んでおり、ASRockて何?という感じ。
2009年のCPUに、2010年のマザーボード。
2014年の今でも、特に不満は感じません(笑)
SATA3(6Gbps)もあるし、以前書いたように、USB3.0もありますしね。
P55 Deluxe3上のUSB3.0(MPD720200)
ただ、ちょっとアヤシイ挙動がありまして。
・SATAポートの一部に使用できないものがあり、そこに何か接続して電源を入れると、BIOSの認識段階で止まり、先に進まない(当然OS起動不可)。
・オンボードのSATAでRAID1(ミラー)を組んでいる状態で上記に遭遇すると、ミラーが崩れる。
・使用不可なSATAポートが増えてきている気がする。
・ドライブを多数内蔵する使用方法なのだが、使用不可のSATAポートがあり多数つなげられないので、SATAカードの類を挿してポートを増設。
不満ダラケやないか!
P55 Deluxe3のチップセットはP55なので、以下は関係ないしねぇ…
そんな板を、ダマシダマシ使ってる状態。
2014年の今でも、特に不満は感じません(?)
まぁ、最新の環境に移行することはできるだろうが、面倒だしねぇ…
多数のケーブルに埋もれたマザーボードを、ケースから取り出さねばならん。
昔なら、徹夜してでもやっただろうが…