大容量のLAN接続ハードディスク、HD-HTGL/R5シリーズ

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パソコンを複数台使っていると、ファイルが分散してしまうことがあります。
保存したファイルを探すが、別のパソコンに保存してあり、
利用できないということで困ることが、特に自宅では頻繁にあります。

常にあるパソコンを起動させておき、
それをファイルサーバとすることで分散は防ぐことができます。
仕事先ではそのような「ファイルサーバ」があるのですが、
自宅でそれをするとなると、そのためだけにファイルサーバ役のパソコンに
常時電源を入れておく必要が生じ、騒音の原因にもなるのであまり賢明ではありません。

ファイルの蓄積場所として、ネットワーク対応のハードディスクを用意する方法があります。
ハードディスクに常時電源を入れておくことで、
常に他のパソコンからアクセスすることが可能です。
パソコンではなくハードディスクなので、場所も取らず騒音も少なく済みます。

だが、常時電源を入れっぱなしになりますので、
ハードディスクが壊れる可能性も高くなります。

ファイルが集中する所に、1台のハードディスクでは危険です。
ハードディスクが壊れた場合、データを失うことになり、大きな損失が発生します。

メインで使っているパソコンはRAID1(ミラーリング)としてあり、
仮にどちらかのハードディスクが壊れても、
もう片方が生き残るようにしてあります。
しかし、ネットワーク対応のハードディスクはハードディスクが1台しか入らず、
ミラーリングを構築できません。

そこで見つけたのが、バッファロー(メルコ)から発売されている、
LAN接続ハードディスク「HD-HTGL/R5シリーズ」です。


HD-HTGL/R5シリーズ

HD-H0.6TGL/R5(640GB)HD-H1.0TGL/R5(1000GB)HD-H1.6TGL/R5(1600GB)

1つの筐体に4台ものハードディスクが入っており、
容量はなんと640GB1TB(1000GB)1.6TB(1600GB)と大容量です。
4台のハードディスクが内蔵されているので、
其々160GB×4台、250GB×4台、400GB×4台となっています。

これだけの容量あれば、動画等の大きなファイルを溜めることも可能です。

しかし、私が求めるのは容量よりも「耐障害性」にあります。
複数台のハードディスクを用い、RAID1(ミラーリング)や
RAID5(パリティ付きミラーリング)を構築することが可能になっています。

利用できる容量は減ってしまうが、私は堅牢性を重視しますので、
ミラーリングは必須であると思います。

サーバ用途でないOSでファイルサーバを構築すると、
同時アクセスの数が限られてしまい、アクセスできなくなることがありますが、
これは台数制限がないので、事務所など、多人数での利用も可能です。

これを、騒音の気にならないところで起動させておきます。
ある程度ファイルが溜まったところで、他のパソコンから引き出し、
DVD-RやDVD-RAMなどに焼けば良いでしょう。
容量があるので、頻繁に退避させる必要もないでしょうが…

LANはGigabitEthernet(1000Mbps)となっているので、
他のパソコンとGigabitEthernetで接続されていれば、大容量データのやりとりも快適です。

さらに、USBポートが前面背面合わせて4つあるので、
USB接続の外付けハードディスクを付けることで容量増加やバックアップが可能になります。


HD-HTGL/R5シリーズ

USB接続のプリンタにも対応しているので、
ホームサーバとしての役割を持たすことも可能です。
USBは2.0(480Mbps)となっており、速度も速くなっています。

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