HDDにとって、夏は”最も危険な”時期

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本日も30度を超えたのでしょう。

気温が高くなり、これからさらに大変な時期になりますが、
これはパソコン、特にハードディスク(HDD)にとっても良くない時期です。

普段、HDDは筐体(ケース)の中にあるために、
見たり触れたりすることがない人も多いでしょうが、
手で持つことができないくらい発熱していることもあるのです。

他にも、ケースの中には熱の発生源がたくさんあります。
CPUはもちろんのこと、ビデオカードやマザーボード上のチップ、
光学ドライブ、電源などです。

通常、それら熱源から生じる熱をケース外に出すように、
空気の流れを作ってあります。
前から取り入れ、背面から出すといった感じです。
そうしないと、熱が溜まって動作に支障をきたすからです。

パソコンの後部から空気が出ていると思いますが、
手で確認してみてください。
温(ぬる)いか、場合によっては熱い排気を感じることができるでしょう。

これで排熱がうまくいっているように思えますが、
筐体の内部は電源ケーブルやフラットケーブルで混み入っているため、
実際には熱をスムーズに出せていないことも多いのです。

全てのパソコンがエアコンの効いた場所で稼動しているとは限りません。
室温が高いところで稼動しているパソコンの内部は、
相当な温度になっているでしょう。

そのような中にHDDは置かれているわけですから、
HDDにとって夏は「最も危険な時期」です。

普段、排熱にあまり関心のない方がほとんどでしょうが、
この機会に一度、ご自身のパソコンの熱問題に付いて
調べてみるのは如何でしょうか。

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