2016年11月22日、アマゾン(日本)のレビューガイドラインが更新され、無料提供を受けた商品のレビューが禁止となりました。
禁止事項:金品などの対価(レビューの対価として無料の商品、支払い、ボーナスコンテンツ、キャンペーンやコンテストへの参加資格、値引き、追加商品その景品等を含むがこれらに限られない。)を受けることを目的とした投稿。
関連:レビューガイドライン (更新日:2016年11月22日)
2016年10月に米国アマゾンでは禁止となりましたが、これが日本にも適用されたことになります。
米国アマゾンのレビューガイドラインは以下のようになっており、先に禁止されています。
関連:米国アマゾン レビューガイドライン (日本時間 2016年11月22日 確認)
日本アマゾンの更新前は、以下の通りでした。
十分な情報開示を:カスタマーレビューに投稿することを条件にある商品を無料で受け取った場合は、はっきりとその旨を開示してください。
Amazon Vine 先取りプログラムを通じて投稿いただくレビューについては、開示の必要はありません。
「よいレビューを書くにあたってのヒント」の最下部にあった「十分な情報開示を(明示でOK)」がなくなり、禁止事項に移動したワケです。
ガイドライン更新前までは、無料提供に関してはその旨を明示すればOKだったのですが、ガイドライン更新後は「提供レビュー」とあると拒否されます。
一度レビューが拒否されると、注文履歴の「商品レビューを書く」ボタンが表示されなくなり、その商品(注文)に対してはレビューを書くことができなくなってしまいます。
アマゾン経由の無料提供によるレビューは、今後、各個人のYouTubeやブログに移ることになりそうです。
なお、Amazon Vine(アマゾンが行うレビューシステム)類は例外で、今後も無料提供レビューが許可されます。
関連:Update on Customer Reviews (October 3, 2016)