成田無料バスの利用者が県内客大半、思惑外れ利用者も低迷

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成田空港を利用する県外観光客の県内周遊を促すため、県が昨年夏に実施した無料高速バスの運行で、利用者の8割超が県内を出発地としていたことが県の調査で分かった。
大半は県民が利用したことを示す結果となり、思惑が外れた上、利用者も低迷した。

無料高速バスは、国の地方創生関連交付金1億円を活用し、昨年8~9月、成田空港と館山、鴨川、銚子の3地域を結ぶルートで運行した。
成田空港に格安航空会社(LCC)などを利用して到着した国内線利用者を、県内各地に周遊させる狙いだった。

出発地で多かったのは館山市、成田市、南房総市の順だった。
県外は東京都など近隣都県が多く、国内線で成田空港と結ばれている道府県からの利用者は全体の3%にとどまった。

関連:成田無料バス 県内客大半 (読売)

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