HB4011(InateckのUSB3.0高速ハブ4ポート,BC1.2対応)のレビュー

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USBメモリーやSDカードをよく使うが、データを取り込むためにはパソコンに接続する必要がある。

普段はデスクトップPCを使うことが多いのだが、USBポートは前面と背面にある。

前面はマザーボード上のピンから延長して後付けしたものだが、2ポートしかなく、何かしらで埋まっている。

RA-USB-3035-IN

また、机周辺の構成上、デスクトップPCのほぼ真横に座る状態になっているので、前面と背面も挿しにくいのだ。

机周辺の構成

背面が挿しにくいのは、立ち上がってウラに回る必要があるのでもちろんだが、前面は後ろにノケゾル必要があり、これも挿しにくい。

というコトで、背面の余っているUSB3.0を使い、挿し易いPC側面で使うべく、USB3.0のハブを入手した次第である。

挿し易いPC側面で使う

入手したのは、InateckのUSB3.0高速ハブ(4ポート,BC1.2対応,HB4011)というシナモノ。

HB4011(Inateck)

Inateck(イナテック)は、最近、アマゾンやネットでよく目にする会社である。

ドイツ(Germany)の会社で、Bluetoothデバイス(スピーカーなど)やPCなどのケース(筐体ではなく保護ケース)、HDDのステーション(立挿)、HDDケース、そして今回のUSBハブなどを出しているようだ。

USB3.0を選択するのは、今回の用途では常識である。

撮影や録画データは肥大化しているので、USB2.0では転送に時間がかかってしまうからね。

パッケージは以下で、非常にシンプル。

パッケージ(HB4011)

箱を開けると、以下のような感じ。

開封後(HB4011)

内容物は、以下。

内容物(HB4011)

本体と説明書、マイクロUSBケーブル。

説明書は日本語に対応している(英語,ドイツ語,日本語)。

説明書(日本語)

マイクロUSBケーブルは単なるオマケではない(後述)。

ケーブル止めがinateckロゴ入りの質の高いもの(ナイロンケーブルタイ)になっている。

ケーブル止め(HB4011)

ポート数は4で、上面に3つ、手前に1つ。

4ポート(HB4011)

ポート間には1.6cmの余裕があるので、抜き差しは楽だろう。

PCとの接続はカンタン。

デスクトップPC背面のUSB3.0のポートに挿すだけ。

PC背面のUSB3.0ポート

PCの背面はケーブルが大量に出ておりゴチャゴチャしているが、一度挿してしまえば以後はアクセスする必要はない。

PC本体のポートを1つ使用するので、結果として3つ増えることになるね(4-1=3)。

ケーブルは約30cmあるので、パソコンの背面から側面に持ってくるのには充分な長さである。

これを、パソコンのモニターの左下のアクセスしやすいところに設置すれば、楽にUSBメモリーを挿すことができる。

HB4011の設置後

抜き差しの頻度は高いので、毎回イライラしていたのが解消されて、精神的にもよい。

さて、付属しているマイクロUSBケーブルであるが、これは何のためのモノなのか?

本体の根元側にマイクロUSB端子があり、そこに挿すようになっている。

マイクロUSB端子(HB4011)

何の意味が?と思ってしまうが、コレ、実は給電用のモノなのね。

USBハブにはバスパワーとセルフパワーがあり、前者は別途電源給電ナシ、後者は別途電源給電アリ。

マウスやキーボード、USBメモリー程度であれば別途電源給電は必要ないが、ハードディスクくらいになってくると、別途電源給電をしないと、安定して動かなくなってしまう。

HB4011にあるマイクロUSB端子に細側を挿し、太側をスマホやタブレットの充電器に挿せば、HB4011に給電できるというワケ。

今はUSBメモリー程度しか挿さなくても、後々ハードディスクを挿すこともあるだろうからね、最初からセルフパワー品にしておけば、後で困ることはない。

セルフパワーのUSBハブは他にもあるが、デカいACアダプターが付いていたりして面倒。

HB4011なら汎用のマイクロUSBケーブルを使うので邪魔にならないし、給電が必要ないのならマイクロUSBケーブルを他でのスマホ充電用に使ってもよい。

USB4.0?がイツ出てくるかは分からないが、長く使えるだろうね。

MBAとHB4011

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