クリーム色に赤いラインの「国鉄色」で親しまれたJRの特急車両が定期運行を終えました。
30日を最後に引退したのは、新大阪と城崎温泉を結ぶ特急「こうのとり」や「はしだて」など、JR西日本の特急で使用されていた381系です。
クリーム色に赤のラインのデザインは、国鉄時代から特急車両の色として親しまれてきましたが、老朽化でほとんどが引退し、定期運行しているのは、JR西日本の北近畿エリアだけになっていました。
北近畿エリアの特急車両は、JR発足以後に製造された289系に置き換えられます。
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色は違うが、381系↓
老朽化に伴う新型車両の導入のため、引退することになったJR紀勢線などを走る特急「くろしお」381系が30日、ラストランを迎える。
国鉄時代の昭和53年から約40年にわたって旅行客らを運び続け、鉄道ファンに愛されてきた車両。
長年運転に携わってきたJR西日本の紀伊田辺運転区のベテラン運転士、中村孝雄さん(55)は「故障も少なく良くできた車両。ここまでよく走ってくれた」と感慨深げに話す。
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