iCloudの容量と価格が変更になっているね。
価格だけでなく容量も変わっている(新ストレージプラン)なので、新旧比較すると、ちょっとややこしい。
無料の5GBは、新旧とも同じだ。
■旧ストレージプラン
①10GB(無料分含むと計15GB):2,000円/年(税込)
②20GB(無料分含むと計25GB):4,000円/年(税込)
③50GB(無料分含むと計55GB):10,000円/年(税込)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
■新ストレージプラン
④20GB(無料分含む):100円/月(税別)=1,200円/年(税別)
⑤200GB(無料分含む):400円/月(税別)=4,800円/年(税別)
⑥500GB(無料分含む):1,200円/月(税別)=14,400円/年(税別)
⑦1TB(無料分含む):2,400円/月(税別)=28,800円/年(税別)
①と②を比較すると、一見容量が10GB→20GBと倍増しているように見えるが、実は5GBしか増えていない。
無料分の5GBを含むか含まないかの扱いが変わっているのだ。
まぁ、5GB増えて2,000円(税別)から1,296円(同)になっているのだから、利用者にとってトクではあるが。
④と⑤を比較すると、容量10倍だが価格は4倍なので割安になるのだが、⑤と⑥を比較すると容量2.5倍で価格3倍!
⑤と⑦の比較では、容量5倍で価格6倍!
割高やんwwwww
・ストレージが無料に近付く昨今に於いても無料分は一切増やさず、5GBの据置(ママ)。
・貧乏人は「月100円なら」で④にて徴収(ト)る。
・それなりのUserを「容量10倍!」「オトク!(笑)」な⑤に誘導(サソ)う。
・ヘビーUserを⑥⑦に陥(ハ)める。
ストレージを上手く管理すると、大容量を買う必要はない。
ケーブル接続でパソコンへ退避(ニ)がせばよいのだ。
が、人は概して管理しない(方法が分からない)か、若しくは面倒である。
その点を突いて、●●を徴収(ト)るのだ。
どの世界でもそうだが、知らない者はソンをする。
逸れた、本題へ。
なお、旧ストレージプランの前に旧旧ストレージプランがあり、その内容は以下の通りであった。
■旧旧ストレージプラン
⑧10GB(無料分含むと計15GB):1,700円/年(税込)
⑨20GB(無料分含むと計25GB):3,400円/年(税込)
⑩50GB(無料分含むと計55GB):8,500円/年(税込)
2013年10月に、円安の影響?で値上げされのだ。
関連:iCloudストレージも値上げ!10GBが年間1,700円から2,000円に!!
値上げ率は、⑧-⑩のいずれも、約17.6%。
なお、私は①だったのだが、勝手に④にアップグレードされた。
その際に、以下のメールが届く。
よりお求め安い、新しいiCloudストレージプランが発表されました。
従来よりiCloudストレージプランをご利用いただいているお客様に感謝の気持ちを込め、ストレージプランの容量を増加させていただきました。
さらに、お求めやすくなったプラン価格に応じた返金をお受けいただけます。
ご利用のプランは合計容量15GB(年間¥2,000)から合計容量20GB(年間¥1,200)にアップグレードされました。
プランの差額と登録期間の残り月数に応じた金額の¥XXXが返金されます。
この20GBプランは2014年10月31日に自動更新され、その時点で¥1,200の請求が発生します。
新しい各プランではストレージ容量が増加されており、新しく追加された機能が十分に活用できるようになっています。
たとえばiCloud Driveでは、あらゆる種類のファイルを保存して、すべてのデバイスからアクセスできます。
すべての編集は自動的に反映されるので、いつでも書類の最新の内容にアクセスできます。
より大きなストレージが必要な場合は、iPhone、iPad、iPod touch、Mac、またはWindows PCの「iCloud設定」から、いつでも新しいプランを選択できます。
iCloudチーム
注:この年間価格のストレージプランは、現在iCloudストレージプランをご利用中のお客様のみご利用いただけます。
キャンセルおよびダウングレードは、ご利用のデバイスからいつでも行えます。
新しいプランへ変更した場合は、この年間プランに戻ることはできません。
返金については、アップグレード後15日以内にAppleへご連絡ください。
法律で定められている地域では、部分返金が可能です。
赤文字部分からも、上述した無料分の扱い(倍増ではなく5GB増えただけ)が分かるだろう。
iCloudの容量を買うのにAppStore(iTunes)カードが使用可能であり、クレジットカードは不要だ。
関連:iCloudのストレージ(容量)を買うのに、AppStore(iTunes)カードは使えるのか?
AppStore(iTunes)カード
AppStore(iTunes)カードはコンビニで売られているので、入手性も良い。
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なお、Yahoo!ボックスというサービスがあり、無料で5GB、Yahoo!プレミアム会員なら50GBまで使用可能。
Yahoo!ボックスには、Windowsアプリ、Macアプリ、Androidアプリ、iPhoneアプリ、iPadアプリが用意されている。
iPhoneやiPadで撮った写真を、iCloudではなくYahoo!ボックス経由で同期可能。
Yahoo!ボックスのWindowsアプリ
iPhoneやiPadで撮った写真をWindowsPCで見たり、Android端末でも見ることができる。
WindowsPCで作成したPDFファイルを放り込んでおけば、出先のiPhoneで閲覧可能。
アプリを入れなくても、ブラウザ経由で利用することもできるので、Linuxでも利用可能だ。
iCloudのWindowsアプリは不安定杉で使えないが、Yahoo!ボックスのWindowsアプリは今のところ安定している。
# AppleのWindowsアプリは、iCloudに限らず不安定杉wwwww
WindowsPCを起動させると、Yahoo!ボックスがタスクバー右に常駐する。
WindowsPC内の特定のフォルダ(指定可能)をYahoo!ボックスに割り当てることが可能。
そのフォルダ内には自由にフォルダやファイルを作ることができる。
私は、iOS端末のプリントスクリーンをYahoo!ボックス経由でWindowsPCで開き、ブログ等に掲載するという使い方が多いかな。
フォルダやファイルを自由に作ることができるという自由度の高さがイイね。
ヤフオク!の利用が多く、既にYahoo!プレミアム会員でありながら、Yahoo!ボックスを知らない人が多いので、念のため確認されたい。
iOS端末には写真が溜まりがちなので、それをYahoo!ボックスに上げ、それからWindowsPCに取り込んだ後、iOS端末上から削除すれば、一気に空き容量が増える。
そうすると、iCloudの容量(ストレージ)を買う必要がなくなる。
関連:iCloudの空き容量が不足してバックアップができない状態! – Not Enough Storage
関連:iCloudへのバックアップが失敗する – 最後に行ったバックアップを完了できませんでした
関連:iCloudのストレージ(容量)を買うのに、AppStore(iTunes)カードは使えるのか?