本日、ソニーのミラーレス一眼の最新モデルが発売されるみたいね。
しかし、2400万画素で179点位相差AFセンサーと可動式液晶を搭載しながら初値5万円台て、安杉でないかい?
# 安く感じるのは、昔を知っているからなのでしょうがwwwww
型式から推測すると、α5000(ILCE-5000)とα6000(ILCE-6000)の間になるのかな?
ソニーの一眼は、EマウントとAマウントの2つがあり、レンズに互換性がない。
ソニーの一眼はコニカミノルタから引き継いで始まっているので、Aマウントが先発であり、ミノルタやコニカミノルタ時代のレンズが使える。
ミノルタ時代のレンズ(MINOLTA 35-80mm F4-5.6)
関連:ミノルタからソニーへ続く「中級機」の流れ (Aマウント)
しかし、一眼として力を入れているのは、どうもAマウントよりもEマウントだよね…
公式サイトでも、Eマウントの方が先(画面上で左)に来ているし。
レンズカタログでも、Eマウントの方が先に来ているし。
大きく重いよりは、小さく軽い方がいいからね…
上述の通り、レンズに直接の互換性はないが、純正のアダプターを通してAマウント用のレンズをEマウントのボディーに付けることができる。
アダプターを介してもオートフォーカスが効くので、Aマウントレンズを持っている人にもEマウントのボディーは有効なのだが、実は手振れ補正がない罠。
Aマウントのボディーには手振れ補正が内蔵されているのだが、Eマウントのボディーには内蔵されていないのだ。
そのため、Eマウントではレンズ側に手振れ補正を持たせている。
手振れ補正を内蔵した純正のAマウント用レンズは存在しない(ボディー内にあるので不要)。
ということで、Eマウントのボディーで手振れ補正を使うには、シグマなどの社外製レンズで、手振れ補正を内蔵したAマウント用のものを使う必要がある。
手振れ補正を内蔵したシグマのAマウント用レンズ(SIGMA 50-200mm F4-5.6)
但し、Aマウント用で手振れ補正を内蔵したレンズは、当初は見られたものの、ここ数年は見られなくなった。
# 手振れ補正がソニー用にもあったのは、キヤノンやニコンマウント用のシグマレンズを「流用」していたためだが、
# 手振れ補正が二重になるため、今は「除去」されている。
Aマウントのボディー内蔵の手振れ補正と、レンズの手振れ補正でかぶってしまうからだ。
ということで、EマウントのボディーでAマウントのレンズを使うのは、相当明るいか、三脚に乗せているとかの「手振れが起こらない環境」でしか使えないと思う。
アダプタが必要で出費も要るし、装着が面倒でもあるしね。
Aマウントから新機種が出なくなり、Eマウントばかりの時期があったが、その時にEマウントの追加も考えたが、上記のような理由で追加は見送っている。
その後、α77II(ILCA-77M2)が出たので、なんとかつながってはいるのだが。
最近は、一眼ではない(レンズ一体型)デジカメの質が高いので、Eマウント一眼ではなく上級なデジカメにするという手もある。
その代表が、RX100MarkIII(DSC-RX100M3)だろう。
この場合、レンズ交換の必要がないので、手軽さを求めるなら最良となる。
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