Apacheに「エラーログ」として残るアクセス(favicon.ico,robots.txt)

この記事は約2分で読めます。
スポンサーリンク

Apacheのアクセスログに「エラー」として残るログがある。

国外IPアドレスフィルタ

重要なエラーであれば直す必要があるが、元々存在しないファイルへのアクセスは問題にならないことが多い。

問題にならなくても、エラーログが記録されてしまうので、気分的に良くない(笑)

有名なところでは

favicon.ico
robots.txt

があるね。

これらはなくてもページの表示には問題ないが、多くのブラウザが要求するので、結果として

File does not exist

というエラーログが記録されてしまう。

比較的新しいところでは、iOSが要求する

apple-touch-icon-precomposed.png
apple-touch-icon.png

がある。

iPhoneなどのiOS端末は、これらのファイルを要求するので、ファイルがなければ、同じく File does not exist として記録されてしまう。

どんな端末でアクセスされるかは不明なので、エラーログを残したくなければ、これらのファイルを置いておこう。

また、サーバーの設定でアクセスが拒否され、そのエラーログが残ることがある。

client denied by server configuration : /home/xxx/www/wp-login.php

これはWordPressのログイン画面のファイル名だが、不正アクセスを防ぐために拒否の設定にされていることがある。

広く広まっているブログツールなどは、ログイン画面のURLやファイル名が決まっていることが多いので、不正アクセスを仕掛ける者は、そこを狙ってくる。

「不正アクセスを防ぐために拒否の設定にされている」には、さくらインターネットの国外IPアドレスフィルタなどがある。

知らぬ間に拒否されている!と驚くことのないよう、国外IPアドレスフィルタの設定方法(さくらインターネット)を一読しておこう。

上の wp-login.php のアクセス拒否ログがあるのは、それが理由。

できるPRO Apache Webサーバー 改訂版 Version 2.4/2.2/2.0対応 (できるPROシリーズ)
辻 秀典 渡辺 高志 鈴木 幸敏 できるシリーズ編集部
インプレスジャパン
売り上げランキング: 103,441
サーバ構築の実際がわかる Apache[実践]運用/管理 (Software Design plus)
鶴長 鎮一
技術評論社
売り上げランキング: 70,426
タイトルとURLをコピーしました