Windows7をファイルサーバーとして使用している場合、最大ユーザー数は20である(どのエディションでも同じ)。
Windows8をファイルサーバーとして使用している場合も、最大ユーザー数は20である(どのエディションでも同じ)。
cmdを管理者で立ち上げて net config server を実行すると、以下のように確認が可能。
最大ユーザー数:20
管理者で実行しないと、以下のようにエラーとなるので注意。
システムエラー5が発生しました。アクセスが拒否されました。
以下はサポート切れのOSであるが、
・Windows2000 Professional 10ユーザー
・WindowsXP Home Edition 10ユーザー
・WindowsXP Professional 10ユーザー
となっていた。
従業員十数名程度の小規模な環境であれば、Windows7やWindows8で、ファイルサーバーとしては十分だろう。
しかし、ファイルサーバーということは「ファイルが集まってくる」ので、ミラーリング等の冗長化や、バックアップ体制は必要になる。
最大ユーザーを超えてしまった場合、接続は拒否される。
この場合、接続数が減少した後で再度アクセスするか、サーバー側で強制切断すればアクセスできるようになる。
当然だが、ファイルを開かなくても、ファイル一覧を見ているだけでも接続していることになる(一覧が分かるということは、接続しているのだ)。
なお、最大ユーザー数とは接続する端末とユーザー名の組であり、どちらかが異なれば別のユーザーとして扱われる。
例えば、端末Aと端末Bから、同じユーザーXでアクセスした場合、別のユーザーとして扱われ、ユーザー数は2となる。
接続数は、サーバー側の cmd で net session コマンドで確認できる(管理者として実行しないとシステムエラー5となる)。
接続超過が頻出する場合は、NASやLinuxサーバーを導入しよう。
購入前に要確認だが、上限はあっても問題にならない値だ。
Linuxサーバーは安価にできるが管理が面倒、という場合は、NASがおすすめ。
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Linuxサーバーといってもパソコンなので、アップデート等の管理が面倒であり、消費電力も高い。
ファイルサーバーとしては、専用のNASが適任だ。