[2048KiB] phpMyAdminでのインポートファイルの上限を変更 [Debian,Ubuntu]

この記事は約4分で読めます。
スポンサーリンク

phpMyAdmin>インポート>インポートするファイル>参照 でsqlファイルを上げようとすると、容量が大きすぎて受け付けられないことがある。

最長:2,048KiB
(最長:2,048KiB)

これは、容量の上限が2MBに設定されているため。

たった2MBとはナニゴトか!

この設定を変えれば2MBを越えるものもインポートできるのだが、phpMyAdminの画面上からは変更できず、php.iniの書換えが必要。

php.iniの場所

/etc/php5/apache2/php.ini

; Maximum allowed size for uploaded files.
; http://php.net/upload-max-filesize
upload_max_filesize = 2M

upload_max_filesize = 100M

これだけでは有効にならないので、Apacheを再起動する。

/etc/init.d/apache2 restart

すると、

最長:8,192KiB
(最長:8,192KiB)

となり、増加はしているが、10MBではない。

8MB以上にする場合は、もう1箇所変更する必要がある。

; Maximum size of POST data that PHP will accept.
; http://php.net/post-max-size
post_max_size = 8M

post_max_size = 100M

これでApacheを再起動し、確認すると…

最長:100MiB
(最長:100MiB)

となり、大きいファイルもインポートできるようになる。

権限の理由で、phpMyAdminからは変更できないようになっている。

で、UbuntuのGUIなどでWindows的な操作をしている場合、アクセス権の問題でphp.iniが編集できないことがある。

ファイルを右クリックしてプロパティ>アクセス権では変更できないので、端末(白黒文字)で操作する。

プロパティ>アクセス権_Ubuntu

php.iniのある場所へ移動
 cd /etc/php5/apache2/

一時的にアクセス権(属性)を変更
 sudo chmod 777 php.ini

で、GUIのgedit(エディタ)で開き編集、保存しようとすると、

バックアップファイルを作成できませんでした_Ubuntu

/etc/php5/apache2/php.iniを保存する際にバックアップファイルを作成できませんでした。

というようなワケの分からないエラーが出て、保存できない。

gedit(エディタ)すら、スーパーユーザーで実行する必要がある。

sudo gedit php.ini

これで立ち上がるgeditで編集すると、保存可能。

保存したら、
 sudo chmod 644 php.ini
で、アクセス権を元に戻しておく。

Apacheの再起動でfailする場合は、これもsudoで実行。

sudo /etc/php5/apache2/php.ini

別PCから端末(ターミナル)経由で操作する場合は、
sudo apt-get install openssh-server
で操作される側にopensshをインストールし、IPアドレスを指定してログインすればよい。

部屋の隅にある余ったノートPCなどにLinuxを入れていて、デスクトップ機から操作する場合などが考えられる。

GUIでかつ管理者で操作しているにもカカわらず、端末の白黒文字を見ながら、キーボードでゴティアゴティア操作しなければナランこのあたりの面倒クサさ、Linuxを扱ッてると嫌(ヤ)ンなるね…

できるPRO Apache Webサーバー 改訂版 Version 2.4/2.2/2.0対応 (できるPROシリーズ)
辻 秀典 渡辺 高志 鈴木 幸敏 できるシリーズ編集部
インプレス
売り上げランキング: 192,337
初めてのWebサーバ「Apache」CentOS 7編 (NextPublishing)
インプレスR&D (2017-05-26)
売り上げランキング: 35,780
サーバ構築の実際がわかる Apache[実践]運用/管理 (Software Design plus)
鶴長 鎮一
技術評論社
売り上げランキング: 116,112
タイトルとURLをコピーしました