HDDアンケート(起動ドライブとして使用中のHDDは?)の結果が1,000件を超えました。
ご協力してくださった皆様、ありがとうございました。
左が本日、右が2004.04.01時点での結果ですが、
面白いのは、件数は変動(増加)しているものの、
シェア(%)はほとんど変わらないということです。
特にMaxtorの「26.1%」は全く同じです。
アンケート開始当初から、MaxtorのSeagateの二強のトップ争いが続きました。
それをHGSTとIBMが追う形となっており、その構図は現在も変わりません。
回答者の側で、HGSTとIBMの切り分けが確実にされているかは不明ですが、
これらを足して「HGST+IBM連合軍」とすると、30%超の強大な勢力となります。
今後、IBMが減少し、HGSTが増加すると思いますが、
これだけのシェアを維持できるかは、IBMの後を継いだHGSTの力量にかかっています。
HGSTには目下、その勢いはないように思えますが、
技術的に大きく先行する、
またはMaxtor、及びSeagateに何らかのマイナス要因が生じれば、
逆転する可能性も否定できません。
一方、力がないのはWesternDigital。
容量が8GBまでの頃は強大であったと思いますが、
その後徐々に勢いを失い、今はかつての面影はありません。
東芝はノート用のHDDということになると思います。
ノートユーザーは多いと思いますが、
ここに来訪される方はある程度ハード知識を有した方であり、
自身でカスタマイズできるデスクトップを使われていることが多いのか、
東芝の票には表れないようです。
HDDの技術は日々進歩しています。
それは大容量化だけでなく、キャッシュ容量の増加(512KB→2MB→8MB)、
軸受の進化(BB→FDB)、そして接続形態の変化(UltraATA→SerialATA)…
それはHDDメーカーの戦いでもあります。
次はどんな戦いが繰り広げられるのか…
HDDアンケート結果 1,000件突破!
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