ここ数日、キーボードについて色々書いてきたが、
関連:キーボード買い替えの検討
関連:キーボードに求める条件
新キーボードを入手したのでレビューする。
LOGICOOL(ロジクール)のK270という、ワイヤレスキーボードである。
ワイヤレスなので、無線。
イマイチ信用できない(ロージン)が、ケーブルからの解放を求めた。
しかし…無線式で2千円程度とは、キーボードも随分と安くなったものだ。
キー配列は標準のフルキー的(一部異なる)が、上部に特殊機能キー(音量調整や電卓など)が並んでいる。
無線は、青歯(Bluetooth)ではなく、Unifying(ユニファイイング)。
LOGICOOLのキーボードやマウスに使われている無線の方式である。
USB接続のUnifyingレシーバーをPCに挿すことで、キーボードやマウスなどを接続できる。
この時、Unifyingレシーバーは1つ挿すだけでよい(最大6台まで接続可能)。
私が持っているLOGICOOLのマウス(MX620)は、Unifyingではないので接続できないけど(既知)。
Unifyingレシーバーが1つでよいということは、対応機器を複数接続すると、レシーバーが余る。
余ったUnifyingレシーバーは、K270の底面に格納することができる。
格納しておくと、必要になった際に「ドコイッタ?」とユーコトはなくなる。
NECのキーボード(128042-103)に比べると、以下のようなサイズの違いがある。
K270の方が横幅と奥行きが短く、厚みも薄い。
↑左手前を合わせた場合の、右奥の様子
128042-103にはUSBハブ機能(2ポート)があり、それが無駄な奥行きとなっていた。
K270にはそれがないので、キーボード奥に無駄なスペースがないのね。
そのため、モニターの下に収納すると、より奥まで収納でき、机上にスペースが生まれる。
私はモニターアームでモニターを浮かしているので、その下にキーボードが格納できるのだ。
まぁ、無線なので、使わないなら机上から撤去してしまえばいいのだが。
無線式なので、バッテリーが必要。
バッテリーは単四電池が二本。
最初から添付されており、絶縁用のフィルムを引き抜くだけで使用できる。
Unifyingレシーバーをパソコンに挿し、キーボードの電源を入れるだけで、キーボードが使えるようになった。
ドライバなどは入れていないが、これはLOGICOOLのマウス(G5,青)を使うためにソフトウェア(SetPoint)を入れているからだ。
必要であれば、LOGICOOLのサイトからダウンロードしよう。
バッテリーの残量も、SetPointで確認できる。
特定のキーを使用不可にすることもできるようだ。
Insなどイランわ!という際に有効?
底面には二本のスタンドがあり、これを起こすことで傾斜が付けられる。
8°とあるので、角度で8度が付けられるという意味か?
スタンドは出すか出さないかの二択のみで、中間などの角度選択は不可。
起こしたスタンドの設置部分にはゴムが付けられており、本体のスベリを防ぐ。
軽いキーボードだからね、固定は重要だ。
保証書が入っており、保証期間は三年。
キーボードの評価は、非常に難しい。
人により好みが異なるし、使ってきたキーボード歴も違うからだ。
また、打鍵方法も人により異なる。
標準の打鍵ではEnterキーを小指で押すようだが、私は別の指で押すのが標準。
Enterキーを叩きツケルには、小指では力が不足するだろう?
通常は左手と右手で担当キーが決まっているようだが、私は逆になることもある変則的打鍵。
以下、私の場合。
<GOOD>
・遅延は感じない(ゲーム等はしない)。
・キーボードの奥に余分なスペースがないので、奥まで収納できる。
・そもそも無線なので、使わないなら机上から一時的に撤去でき、机上を広く使える。
・Fnキーなどの不要なキーがなくGOOD。
・左手前のCtrl(多用する)が盛り上がっていて押しやすい。
・裏面の滑り止めがキッチリ機能する。
<BAD>
・左手前のCtrlの盛り上がりにより、その上のShiftが押しづらい。
・黒色なので、ホコリが目立つ。
<その他>
・右手前のWinキーはないが、使わないので問題ない。
・厚みが薄いので、強力に叩くとたわむかと。
・電源が入っていることを示すLEDはない。
・F8キーの上のキーを押すと休止状態に入ってしまうので、誤って押してしまうなら、休止状態を無効にするか、SetPointで他の機能に変更しよう。
・Enterキーの大きさが確保されており、隣のDelを叩かない。
本文は、開封日にK270で打ったものだ。
あとは耐久性だね。
キーボードは消耗品なので、どこまで使えるか…
また、黒色なので、ホコリなどのヨゴレが気になってくるだろう。
ケーブルがないので、裏返すのもラク。
使用しない時は、ホコリを避けるため、裏返しておくといいだろう。
まぁ、そうしていても、当然汚れてくる。
キーの表面は拭けるが、キーの間は掃除が困難。
安価なので、ある程度汚れたら、掃除せずに買い換えてしまうのも手?
以前のメーカー付属のキーボードは、オマケ程度のヒドいものが多かった。
私は自作人間であり、メーカー製のパソコンを買うことがないので、付属品のキーボードを得ることはないが、会社で導入する場合はキーボードが付くので、メーカー付属品を触ってはいる。
キーボードはパソコンの性能に直接関係ないパーツなので、マウス同様、コストダウンの対象となる。
以前の付属品はそれなりに使えるものがあったが(富士通のスコスコキーボードなど)、パソコンの値下がりを受けて、ヒドいものもあった。
こんなキーボードならいらないから、その分値段を下げてくれよ、と。
まぁ、実際、キーボードやマウスを付属しない(注文の途中でハズせる)、メーカー製パソコンも今は増えているのだがw
キーボードやマウスはパソコンの性能には関係ないが、人とパソコンをつなぐ重要なインターフェース。
高性能のCPUを搭載し、メモリーをフンダンに積んで、高速回線に接続していても、キーボードやマウスが●ソだとイルァイルァする。
イマイチフィットしないなーと思ったら、これらのインターフェースを見直してみよう。
また、ローカが原因かは分からないが、今までフィットしていたモノが、合わなくなることもある。
食品の好き嫌いと同様、時期により変わるというコトか?
色々試して慣れたら、同じものを自宅と職場に用意し、カンペキな操作環境を整えよう。
アマゾンのK270には、1,670件以上ものレビューがあるので、参考にした上で、店頭で現物をサワって打鍵感を確認しよう。
最上部の特殊キーの色は異なるが、K275も同様なので、それが置いてある場合も参考になるだろう。
また、マウスセットであるMK270というのもあるようだ。
さらに、K275にもMK275というマウスセットがあるようだ。
上述のように、Unifyingレシーバーは1つで最大6台まで接続可能なので、マウスとキーボードも同時に接続できる。
なお、キーボードを入手し、交換しても、前のキーボードは残しておこう。
故障しているなら別だが、まだ使えるなら、予備として保管。
というのも、新キーボードが不良で使えなくなる可能性もあるからね…
デスクトップ機に於いて、キーボードがないとヒサンだ。
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